BikeRide&Climbing
クライミングと自転車。
エナジー日記。
・・・飲酒日記と料理の日々・・
 



どんなスポーツ、ワザ、職人芸に至るまで、基本となる型がある。
その型を習得するために初心の者は修練を積む。

中学生には中学生の高校生には高校生の「型」というのもまたある。
当然会社員には会社員の。

それらは技術という側面ではなく、習慣的伝統的社会規範的な範疇であるものも含まれており、しかしまたスポーツの型の中にもそういった部分というものは少なからず含まれているものなのである。

型の習得。
って広くて深いな。

剣道でいえば蹲踞から正眼の構えに至る動作。の、前に必ず相手との礼が入る。
柔道も然り。
それらは技術から離れた部分の外枠の型の部分。
実動作の型は当然基本中の基本。流れる動作にはそれらが複合的に組み合わさるのだ。(ろうな?)

チャリは?
交通弱者への配慮。他の自転車、バイク、クルマとのコミュニケーション。
ま、それもまたひとつの型でしょうな。前述の安全面をも含めた社会的行動規範に属する部分のルール、マナー=型ですか。コレ、外枠ね。
実動作では上手く乗れますか?ってとこかな。
スキル:まっすぐ走れますか?ペダル回せますか?(思い通りに)バイク操れますか?(曲がれますか?)
で、集約できちゃった!ま、速さ云々はあるにしても・・

専門的分科の型・・・・チャリのばやい専門化が進んでおり、それぞれの型が進化している。ろーど、MTB、それぞれウェア然り機材然りである。



クライミングは?
外枠=安全に登れること。=ロープの結び方、ビレー法、プロテクション、等々・・
技術面=集約するとおそらく・・・・壁の中でリラックスして動作ができること。(そのためのテクニックは羅列するだけでもかなり多い!クライミングって動作そのものがやっぱかなり複雑)

-------------

自転車と水泳は一度覚えると一生忘れないといわれる。
歩き方や走り方もおそらくそうだ。単純な動作は一度習得するときっちりとカラダに刷り込まれるのだ。
しかし複雑で精妙な動作は日々の鍛錬でのみ培われる。
たとえばバイクライドも。日々乗っていればこそのぺダリングスキルなのだと感じることができるのだ。単純なように見えるバイクライド(じっさいけっこう単純なのだが・・)も、毎日繰り返すライドが、週末土日二日間乗らなかっただけで月曜日には覿面に感覚的に「乗れてない」「まわせない」自分を感じることができる!
単純な動作の中に、結構複雑精妙な動作スキル(?筋肉の神経伝達系だけか?)が隠れていることがわかるのである。

同じような感覚はクルマの運転で如実である。
日々仕事配送運転手+日々の日常、週末の趣味等全て車の運転がらみになるともはや手足以上の存在。
週末しか乗らない現在とは比較しようもないドライビング感覚なのだ。
こういうときに一日でも乗らないときの翌日はやはりちょっと違う感覚なのだ。

と・・・いうことは・・・

やはりクライミングでも毎日カベに触る、毎日軽くムーブを習得修練するということが大事なのかもしれない。
一日でもムーブを怠ると、「なんかチョットチガウ」
と、感覚が訴えるようでないとイケナイのかな?
そーでないと「乗れてる」「登れてる」ってことにならんのかも・・・

今の人工壁クライムって、かなりウェイトトレーニング的だものね。
平日週一日か二日のみでしょ、だいたい。中一日だと疲れ抜けないから全力投球できない。ってえくらいのトレーニングだものねー。
思いっきり登るのは週末と中日一日だけにして、あとは毎日かる~~くホグす程度にカベに触るってのがいいのかも?

あの柔チャンもイチローも毎日だったつーし、一流どころは毎日が基本なんでしょーな。。型の習得の修練は。

週に4,5日程度じゃまだまだ。。初心者?初級者??

コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )


« 前ページ