BikeRide&Climbing
クライミングと自転車。
エナジー日記。
・・・飲酒日記と料理の日々・・
 



ありゃ~~、、オガタさん、坪庭に岡さんたちがいますよ!
あ、手、振ってる!!

東天狗のピークで索敵に入った緒方班。
双眼鏡を構えるのは、、ダワサ。こと沢田和伸。
三脚設置だ。
坪庭の岡も、もちろん三脚に双眼鏡を設置している。
お互いに、、視認し合えるこの、距離。
坪庭と、東天狗のピーク。ちょうど1k程度だ。

双眼鏡の視野を緒方に渡す。
ほほうう、。・・・・
あ、ホントだ。ここでこうしててもなあ。。関本いね~し。。
どこ行ったんだろう。
雅之さん(中村)たちはまだ硫黄岳あたりだろうし。

視野の中で遊ぶ岡班を見学しながら想いは飛ぶ緒方。
さて。・・・・
どうしたものか。

オレ、ここで暫く索敵してますよ。
なんだったら西天狗往復してきていいっすよ。と、ダワサ。

おお、さんきゅう。
ほんじゃ、お言葉に甘えて行ってくっかな。
ほな、わしもいくかな。白戸も腰をあげた。
慌てても仕方ないのだ。じっくりとかまえる。

坪庭の岡班は、そろそろ行動を再開しだしたようだ。
坪庭をこっち、天狗へ向けて登りだしていた。

沢田和伸は索敵を続ける。
黒百合から中山峠は最重要ポイントだ。特に中山峠は北側の樹林帯から、いつ何時鬼がひょっこり現れても不思議ではない。

にゅうの露岩頭がよく見えている。
ここから直線で約3k。双眼鏡ではとても人の姿を認められるか???
人がいることだけはわかるかもしれない。
しかし、それ以上の情報は得られまい。
これが望遠鏡だと話が変わってくる。
5~6k離れたところから人の姿を識別できるし、条件さえ整えば帽子の色程度は識別可能だ。一般的な50~60mm程度の口径の小望遠鏡でも、120~150倍程度は有効倍率として使用可能だ。
次回は望遠鏡班を編成かな。

某京王線沿線から、新宿の高層ビル群。直線約6~7k。
を、65mm望遠鏡で150倍程度かけると、新宿の高層ビル群の中の人ははっきりと見える。
それこそ誰かすらわかるかもしれない。帽子の色なんぞ一発。
解像度1分以下

10cm~15cmクラスだとどうなるのだろう。??
表情までワカルかもよ。
解像度30秒以下

そう、解像度は口径に比例するのだ。あとはシンチレーション、空気のゆらぎという条件による光のざわめきに左右される。

観測能力。
同じ機材でも、熟練している者ほど見極める能力には覿面の差を生ずる。
微光天体の場合はその差は如実だが、こと、晴天の実視界ではどうか?
観測能力よりも視力が直接的に分解能を決定するだろう。
分解能の場合はだ。ね。(解像度。角度で表記される。どこまで分離できるか。の、性能表記。だから角度)
それに対して。
微光天体の観測能力は経験に比例する。
淡い天体の視認能力、。惑星面の微細な模様、の見極め能力。
これらは、淡い光の濃淡をどれだけ敏感に感じ取れるか。だ。
経験に基づく能力なのだ。

網膜の周辺の使い方。(人間の視野は、中心部よりも網膜周辺の方が感度がいい。微光天体を”見る”場合は、視野をそらせながら見るのだ。)
視野中心部でアイピースの視野全体を捉える。
アイピース(接眼レンズ)と、お友達になることです。

低倍率広視野率の接眼レンズは大きく開口部が空いてて見やすい。
視野も明るい。
高倍率レンズになるほど、接眼レンズは小さく狭くなる。当然視野は暗く狭くなる。

ダワサは三脚に設置した7×50mmを振り回す。
瞳径7mmの7.1倍。集光能力は51倍だ。解像度は約1分。
峠から坪庭、中山、から向こうへと続く樹林の緑は、肉眼の数倍美しく輝く。
あたりまえだ。
こういう見方もあるのだ。
双眼鏡の視野は映画館に匹敵するぞ。
肉眼では見ることのできない光の実像。
それは、しかし、肉眼で見る実像だから、映画や写真よりもリアル。
って、いうか、そのまま肉眼のリアル画像なのだ。
目で見るチカラ




コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


« 前ページ