実高ふれ愛隊日記

-石川県立大聖寺実業高校情報ビジネス科課題研究ブログ-

瀬越町「竹の浦館」・木のぬくもりと北前船の歴史

2013年07月02日 | 日記

隊員NO.7ゆっこで~す(^_^)v

 

6月25日(火)の課題研究の時間、鹿島の森や中谷宇吉郎雪の科学館を

訪問する前に、瀬越町にある「竹の浦館」を見学しながら、2階の研修室で

昼食休憩をとらせていただきました。

竹の浦館」の建物は、木のぬくもりがたっぷりの歴史を感じるものでした。

木造の建物は、江戸から明治にかけて瀬越で大活躍をした元北前船主をはじめ

とする村の有志の方々の寄付によって1930(昭和5)年に建てられた

瀬越小学校」の旧校舎です。児童数が減少し、小学校が閉校になった後は、

「加賀市青年の家」として、ずっと市内の小中学生がキャンプや体験学習に利用して

いましたので、多くの加賀市民にとって「心のふるさと」といえる癒し空間です。

竹の浦館」という名前は、瀬越を中心とするこの地域がかつて「竹の浦」と呼ばれる

風光明媚な場所だったことから付けられたそうです。

正面玄関の横には二宮金次郎像が立ち、建物の中には、昔の体育館や給食室

もありました。体育館のステージの上には、大聖寺藩最後の藩主前田利鬯(としか)

が書かれた「竹浦黌」という額も飾られていました。そして立派な廊下や階段。

廊下の壁には瀬越の北前船主たちが神社に奉納した数多くの「船絵馬」が展示されていました。

現在、竹の浦館」には研修室の他に、「食の体験室」「工芸体験室」「物品販売室」

竹の浦食堂」「キャンプ場」などがもうけられていて、週末になると多くのイベントが

開催されています。竹の浦館」ではいろんな体験学習ができるそうです。

実高ふれ愛隊もいろんな学習のために今後竹の浦館」を利用させていただきたいなぁ

と考えています。

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