実高ふれ愛隊日記

-石川県立大聖寺実業高校情報ビジネス科課題研究ブログ-

「加賀市の方言」(加賀ふるさと検定特別講義)

2013年11月12日 | 日記

隊員NO.2ゆきちで~す

11月10日(日)の加賀ふるさと検定・特別講座」では、「加賀市の方言」に

ついてのお話を聞くことができました。

今回加賀ふるさと検定」では、テキストにない「加賀の民俗・祭礼・方言」にかんする

出題もいくつかあるそうで、講師の藪下昇一先生(江沼地方史研究会会長)からは、

その勉強の仕方についてのアドバイスがありました。

藪下先生は、「加賀市は多核都市で、方言も大聖寺・山中・山代・橋立では少し離れた

だけで違いがあります。最近では、古くからの方言を話す人が減っています。大事に

したいですね」とお話しされた上で、いくつかの加賀市の方言をご紹介されました。

〈状態をあらわす言葉〉

・「てんぽな」=たいへんな  ・「かさだかな」=おおげさな  ・「じらくさい」=「じらす」

ようなそぶり  ・「べんこ」な子=ませた子  ・「どぼどぼ」=ぬれているさま

・「つるつる」いっぱい=水が器にいっぱいでこぼれそうなさま

・「(ひ)ねくらしい」=大人びた  ・「むたむた」=ちらかったさま

〈きたない言葉〉

・「だら」=馬鹿  ・「はよ、しね」=早くしなさい  ・「どつまな」=訳の分からない

・「どんじゃいや」=どうなってるの

〈相手を敬う言葉〉

・「ござらっしゃった」=いらっしゃる  ・「さっしゃる」=尊敬の音変化

〈日常生活で使う言葉〉

・「よんべ」=昨晩  ・「あんか」=兄  ・「おっさ」=おじ  ・「ばんば」=祖母

・「こうびり」=おやつ

〈関西系〉

・「そやさかい」、「そやそや」、「どんじゃいや」

そして、「はんかくさい」という言葉は、実は北海道の方言が伝わったものだそうです。

藪下先生は、「『加賀市史(上巻)』や『大聖寺町史』の巻末を見て、方言を勉強する

といいですよ。」といわれていました。さぁ、みなさん、勉強頑張りましょうね!

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