隊員NO.3ゆかぴで~す
10月19日(土)の加賀市観光ボランティア大学第14回講座 「秋の山中、恋路旅」で、
わたしたち実高ふれ愛隊7人は、山中温泉ガイド体験をさせていただきました。
この日、わたしたちが山中座・菊の湯につづいてご案内したのが、ここ「芭蕉の館」
です。ガイドはNO.2ゆきちが担当しました。
「ここは芭蕉の館です。明治34年に建てられた旅館を改修し、平成16年11月6日に
オープンしました。庭がとても美しいこの館は、奥の細道で山中を訪れた松尾芭蕉の
資料や人間国宝・川北良造さんの作品など、山中漆器の名品が多数展示されて
います。入り口には、奥の細道でずっと二人旅をしてきた芭蕉と曽良がこの山中
で別れる場面の石像や陶板が飾られています。」
この建物は、芭蕉が泊まった泉屋のすぐ横にあった扇屋という旅館の別荘でした。
そして扇屋は、芭蕉が山中に来たときに泉屋の主人だった久米之助(桃妖)の奥さん
の実家でもあるそうです。
この日わたしたちは館内には入りませんでしたが、中はかつての山中温泉の老舗
旅館の別荘だっただけに、漆塗りの天井・広々とした床の間などは、それはそれは
すばらしいものだそうです。そして日本庭園もとてもキレイなのだそうです。
今回のガイド体験を前に、顧問の先生が「芭蕉の館」の写真を撮ってきて下さい
ましたので、ご紹介します。
昨年わたしたちの先輩が「芭蕉の館」を訪問させていただいた際には、職員の
荒谷清子さんに「山中節」をご披露いただきました。
これまでわたしたちは「松尾芭蕉と山中温泉」についてお伝えしてきましたが、
もっと詳しくお知りになりたい方にとって「芭蕉の館」は必見です。鶴仙渓の紅葉を
楽しまれる際には、是非みなさん、お立ち寄り下さい!!
住職が先代芭蕉の館館長をしていたこともあり、みなさんにこの館へ興味を持って頂けたことを喜んでいます。
ご案内もしますから次回は是非入館されて下さい!!