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お写歩日和

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ヤマガラとエゴノキの作戦

2020-10-24 12:47:09 | 

ヤマガラが止まっているのは、エゴノキです。

緑色の果実が鈴なりについています。

秋になると、たいていの実は、熟して赤や黄色になります。そして鳥に、種を運んでもらうために、たくさん実を食べてもらいます。

 

エゴノキの実はずっと青いままです。

それはたった1種類の鳥だけを相手にしているからです。

ヤマガラだけに絞って実を取らせるのは、エゴノキの作戦だそうです。

二本の足で、しっかり挟みます。

ヤマガラは、貯食の習慣があり、食べきれなかった実をいろんなところに隠す習性があります。

エゴの実はもぎ取られてすぐには毒があるけど、しばらく置くと毒の量が減っていきます。それを待ってヤマガラは食べます。

 

嘴を上手に使って、実を取り、枝や水平なところに持っていきます。

 

くちばしがノミの様になっています。

ヤマガラは、人なつっこくて、賢く、おみくじを運ぶ動画などもあります。

この時期野鳥観察には、身近な鳥として、見つけやすいと思います。

手に乗せた時は3グラムの重さでしたので、こちらの方が、おどかさないようにと緊張しました。

 

 

エゴノキのそばで、コツコツと音がしたら、ヤマガラがきっと、実を割っていますよ。