お写歩日和

花 鳥 食 楽 つれづれなるmamasan

利尻島に咲く花 2

2018-08-16 13:42:00 | 

約1万年前の氷河期の終わり、水面上昇に伴い南下していた寒地の植物が礼文島に残され、北緯45度という立地に加え、大陸からの冷たい風が利尻、礼文に高地のような気候を作り

本州では、2500mに生育する高山植物が、利尻山では800m,礼文岳では、350mで生育する特異な島となっています。





リシリヒナゲシ。日本に自生する唯一のヒナゲシ。利尻の固有種で、利尻山の8合目以上で咲きます。
時期は7月なのですが、1輪だけ、咲いて待っていてくれました。
淡いレモン色の花ビラがめしべを守るように咲く姿は可憐です。





5合目までしか行けなかったので、とちゅうロックガーデンに咲いていた花たちです。
















アポイキキョウ。



エゾヤマハギ。



イワキキョウ。



リシリゲンゲ。



チングルマ。



アオノツガザクラ(実).



オノエマンテ。



レブンソウ。



シラタマノキ。



オヤマリンドウ。





ゲンノショウコ。



ヨツバヒヨドリの蜜を吸う、クジャクチョウ。


次回は、いよいよ礼文島です。














利尻島に咲く花

2018-08-15 15:19:36 | 

羽田から千歳、千歳から利尻と飛行機を乗り継いで、姫沼に到着。天候が良ければ、利尻富士、そして逆さ富士が水面に映るスポットです。
姫沼という可愛い名前の由来は、ヒメマスを放流したことにちなむそうです。

いきなり驚きの。






エゾスズラン。
1株だけ、それも、後ろすがたですが、撮影することができました。木道なので、この角度が限界でした。
別名、アオスズラン。日本全国に分布するそうですが、本場で見れたということで、感動しました。






チシマアザミ。



キタノコギリソウ。





エゾニワトコ。




エゾゴマナ。



ミヤマアキノキリンソウ。




ヨツバヒヨドリ。




ハンゴンソウ。



ノリウツギ。




ウド。




利尻の景色。大自然の中、最果ての島に来たという実感がひしひしと・・・。










編集が間に合わず、今回はこれで。また遊びに来てください。

















ツルニンジン  婆ソブ

2018-08-06 13:10:19 | 


昨年10年ぶりに、寺家ふるさと村に、ツルニンジン、バアソブが咲きました。

聞きつけたのが遅く、見つけることはできませんでした。

今年も、昨年より1か月も早く、咲いたと聞き、出かけました。

期待で、わくわくします。



途中で日本アマガエルに、お久しぶりと言われているようでした。今年は、猛暑で、散策に思うように出かけられません。


連日の暑さ!いやな予感がしました。



あ~やっぱり…。枯れてる。



シジュウカラの幼鳥が帰り道励ましてくれました。奥の方に蕾らしいものが見えてたよ。




それから3日後、気を取り直して、再び、寺家ふるさと村へ。








オオ!見事に咲いていました。感動です。



斜め45度から。




横からの姿、けなげで儚い感じがします。



まだ、蕾を付けています。丸っこくてかわいい蕾です。


ツルニンジンには、ジイソブと、バアソブがあって、ソブは長野県木曽地方の方言で、そばかすのことだそうです。
2㎝ほどの小さな花ですが、独特の花の形です。


嬉しくて、てんとう虫の斑点が、ハート♥に見えました。






ヌスビトハギ






ミズタマソウ






クサギ。とてもいい香りがしました。



ヒマワリ

まだまだ、厳しい暑さが続きそうです。お体に気を付けてお過ごしください。

















三菱一号館ショ―メ展

2018-08-01 15:58:42 | 

今、三菱一号館美術館で、宝飾芸術の世界、ショーメ展が開催されています。



絵画の中の宝石を見ることができます。



皇帝ナポレオンより贈呈された、教皇ピウス7世のティアラ1806年頃



ナポレオンの妻、皇妃ジョセフィーヌに贈られた、麦の穂のティアラ。66カラット以上のアンティークカット・ダイアモンドをはめ込んだもの。1811年頃




王妃オルタンスのアジサイのブローチ。1807年頃



マリーアントワネットの日本漆器コレクションの硯箱。江戸時代



698個のダイアモンドと32個のエメラルド。その重さ、13カラット‼1830年~1840年



フクシアの花のティアラ。自然を模したショーメの主要なレパートリー。1919年















展示室を回りながら、ラインで説明や、画像の配信が素晴らしい。

そして何より撮影可能な場所がありました。カメラを持たずに後悔しました。

ナポレオンの妹のティアラは1810年代、ミキモトのもの。その時代に日本の真珠がフランスに渡っていたなんて。

とにかく、ため息の出る美しさでした。

行かれる方は、是非、カメラをお忘れなく。9月17日までだそうです。