約1万年前の氷河期の終わり、水面上昇に伴い南下していた寒地の植物が礼文島に残され、北緯45度という立地に加え、大陸からの冷たい風が利尻、礼文に高地のような気候を作り
本州では、2500mに生育する高山植物が、利尻山では800m,礼文岳では、350mで生育する特異な島となっています。

リシリヒナゲシ。日本に自生する唯一のヒナゲシ。利尻の固有種で、利尻山の8合目以上で咲きます。
時期は7月なのですが、1輪だけ、咲いて待っていてくれました。
淡いレモン色の花ビラがめしべを守るように咲く姿は可憐です。
5合目までしか行けなかったので、とちゅうロックガーデンに咲いていた花たちです。

アポイキキョウ。

エゾヤマハギ。

イワキキョウ。

リシリゲンゲ。

チングルマ。

アオノツガザクラ(実).

オノエマンテ。

レブンソウ。

シラタマノキ。

オヤマリンドウ。


ゲンノショウコ。

ヨツバヒヨドリの蜜を吸う、クジャクチョウ。
次回は、いよいよ礼文島です。