今、三菱一号館美術館で、宝飾芸術の世界、ショーメ展が開催されています。
絵画の中の宝石を見ることができます。
皇帝ナポレオンより贈呈された、教皇ピウス7世のティアラ1806年頃
ナポレオンの妻、皇妃ジョセフィーヌに贈られた、麦の穂のティアラ。66カラット以上のアンティークカット・ダイアモンドをはめ込んだもの。1811年頃
王妃オルタンスのアジサイのブローチ。1807年頃
マリーアントワネットの日本漆器コレクションの硯箱。江戸時代
698個のダイアモンドと32個のエメラルド。その重さ、13カラット‼1830年~1840年
フクシアの花のティアラ。自然を模したショーメの主要なレパートリー。1919年
展示室を回りながら、ラインで説明や、画像の配信が素晴らしい。
そして何より撮影可能な場所がありました。カメラを持たずに後悔しました。
ナポレオンの妹のティアラは1810年代、ミキモトのもの。その時代に日本の真珠がフランスに渡っていたなんて。
とにかく、ため息の出る美しさでした。
行かれる方は、是非、カメラをお忘れなく。9月17日までだそうです。