昨日の玉鷲戦。
いつにない乱暴ともいえる取り口で1047勝目を挙げた。
ここまで来れば優勝しかない。
これまでも言われてきたことだが土俵に上がって稽古する前段階ですり足テッポウなどの基本動作を
一時間ほどかけて汗をかく。
これを入門以来欠かさずやってきた。
傍から見れば面白くないでしょう、と自信も言っている。
しかし、これがけがをしない体を作る基。
最近はケガも出てきたが、しかし膝に大けがを負うことはない。
あの体でひざを痛めることは致命的だ.
照ノ富士が膝のけがで途中休場。
全治することはなかなか難しい。
それだけに基礎的な鍛錬が重要になってくる。
特に際立った技量があるわけではないが上位を食っている。
特に高安には徹底して中に入るのを心がけて土俵外へ出した。
これまでの対戦成績で高安に分が悪いという面があっても大関に昇進した実力の持ち主だ。
だが、ひるまず食い下がり前へ押し込んでいった。
本人はとにかく全力を出し切るだけと言い切っている。
勝っても負けても全力を出す。
他の力士の教訓として十分だろう。
大相撲、格下が買ったときインタビューを受ける。
インタビューする側の話がトンチンカンだ。
白鳳の通算勝利数が歴代記録に迫り追い越そうとしている名古屋場所。
タイ記録を食い止めた感想は？って何なのか。
優勝争いで買って並んだとかいうならまだしも次元が違うだろう。
聞かれたほうも戸惑っている。
一日遅れても特段意味はない。
もっと意味のあるインタビューを心掛けてほしい。
