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SiriusとAldebaranとPolaris

上司もコントロールできない

2015-10-14 21:06:57 | 日記

逮捕された厚労省室長補佐。

ニュースによると上司もコントロールできない人間であったと。

そんな人間に大事な仕事を任せる厚労省ってどういう組織なのか?

それとも霞ヶ関はすべてそう言う省庁の巣窟なのか。

 

一つ一つの事業の中、でそれに関わる担当者同士で意見の違いがあることは常識といっていいだろう。

そう言う過程を経てよりよいものが作られる。決定され実行される。更に云えば実行後の検証もあるだろう。

 

しかし、今回報道された「上司がコントロールできない」とは何を指して云うのか?

補佐だから直属で言えば室長だろう。この春に新卒で採用された一年生か?

であればそうかと納得できなくともありえる話に入る。

 

もうひとつ云えばその室長にしても一年生であればさらに自分の上司に報告するとか、

そう言う常識しか持ち合わせていない。

霞ヶ関は、霞の彼方で一般常識で見ることの出来ない雲の上か・・・。

 

 


宮部みゆき:ペテロの葬列

2015-10-14 16:31:08 | 日記

テレビドラマ化されたのを見た。シリーズが終わって本を読みたくなった。

図書館で予約をと思い検索したが暫く待ちの状態。

先日返却に行くと目についた。

早速借りて読み出したが閉じるのが惜しくてついつい先へ読み進む。


こんな一節・・・

嘘が人の心を損なうのは、遅かれ早かれいつかは終わるからだ。嘘は永遠ではない。

人はそれほど強くなれない。できれば正しく生きたい、善く生きたいと思う人間であれば、

どれほどのっぴきならない理由でついた嘘であっても、その重荷に耐え切れなくなって、

いつかは真実を語ることになる。

それならば、己の嘘を嘘と感じず、嘘の重荷を背負わない者のほうが、いっそ幸せなのではないか。

どんなペテロにも、振り返って彼を見つめるイエスがいる。だから我々は嘘に耐えられない。

だが、自分にはイエスなどいない、イエスなど必要ないと思う者には、怖いものは何もないだろう。


ちょっと気に止まった部分。

 


防衛省が不服審査請求

2015-10-14 14:16:00 | 日記

行政不服審査法

 

第一章 総則 

 

(この法律の趣旨)

第一条   この法律は、行政庁の違法又は不当な処分その他公権力の行使に当たる行為に関し、国民に対して広く行政庁に対する不服申立てのみちを開くことによつて、簡易迅速な手続による国民の権利利益の救済を図るとともに、行政の適正な運営を確保することを目的とする。

2   行政庁の処分その他公権力の行使に当たる行為に関する不服申立てについては、他の法律に特別の定めがある場合を除くほか、この法律の定めるところによる。

 

防衛省が国交省に対して行った根拠は「行政不服審査法」だと思われる。

しかし、この法は第一章総則(この法律の趣旨)第一条一項にあるとおり「国民の権利利益の救済を図る」とある通り

国民が請求するものである。

然るに防衛省という国の機関が地方自治体を相手にすることは、法の論理からしても受け入れられるものではあるまい。

まして辺野古の海を埋め立てて新基地を作るのは自衛隊が使用するためのものでない。

あくまでアメリカ言いなりでアメリカのために日本政府が日本の税金で構築する物。

それを前知事が承認したことを楯に請求権すらない「国」が不服を申し立てる。

法治国家の何たるかをもなげすてひたすらアメリカに奉仕する姿を晒すものである。

 

卑屈であり、ここまで対米従属に成り下がっているかと思うと、怖ろしさを感じてしまう。

安倍一派のどす黒い企てを沖縄県民と全国民が決して許さない!