9.IFユニット・RFユニット調整
受信も送信もそれなりにできるようになったので、IFユニットとRFユニットの調整を再度やりました。
受信は事前に中間周波数をIFユニットに挿入して一度調整していますのでほとんどいじることはなく完了できました。RFユニットも若干出力同調回路が離調していたようですが、簡単に終了です。
20dBμVの信号をアンテナ端子から挿入してS=9にSメーターを調整して一応完了かな?
-10dBμVの信号も受信できるので感度も問題ないと思われます。
送信部も同様にIFユニットとRFユニットを調整することで軽く30Wの出力になりました。30W以上にも出来ないことはないですが、POWERモジュールのスペックシートを見る限り、これくらいが上限かと思います。30Wでも少し多すぎかも?
周波数表示の偏差はすべてTCXOの10.240MHzの確度に依存するのでTS-780に比べると調整も楽ですし、変動も少ないと思います。
10.CH-Qスイッチの動作
CH-Qスイッチが押しても動作しないことが有ります。パネルスイッチの問題なのですが、この一部のスイッチだけを交換は不可能です。交換するにはパネルスイッチ全部をパネルごと全取り替えするしかありません。ジャンク機を見つけて交換する手は有りますが、ジャンク機がこの機械より状況が良いとは限りません。
押しても変わらないときはもう一度押せばOKなのでこのまま行くしかなさそうです。
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2011.7
その後ジャンクのTS-811を入手でき、そこからスイッチパネルを移植できました。
スイッチの動作も完璧になり、気分が良いです。
11.バックアップ電池
バックアップ電池を交換しておきたいのですが、タブ付きのCR-2032はなかなか見つかりません。ホルダーを取り付けてタブ無しの物を入れるしかないでしょうね。
今のところバックアップはちゃんとできていますが、いつ交換したものなのか不明なので交換したいところです。
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2011.5.27
バックアップ電池を手に入れて交換しました。
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2011.7
気になっていたフロントパネル右上の色はげもジャンク機からパネルを移植してきれいになりました。
これですべて完了です。