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Amature radio のたのしみ。古い無線機のレストアを中心にアマチュア無線やそのほかの話題も。

ハムフェアー2012

2012-08-25 20:11:44 | アマチュア無線

今日は東京ビックサイトのハムフェアー2012へ出かけてきました。

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ここ何年か続けて出かけていますが、あまり変わり映えしないというか・・・・。

私にとっての今年の一番の収穫は昔からお世話になっているJA1BIR局と久しぶりにお目にかかれたこと。

JA1BIR局はその昔、ちょうど私がラジオや無線に興味を持ち始め、雑誌「初歩のラジオ」や「ラジオの製作」を毎月のように買っていたころに製作記事をたくさん執筆されていたのです。

そのころに執筆された記事を国立図書館まで何度も足を運んでコピーを集めてこられたそうです。懐かしい製作記事を見せていただきました。

JA1BIR局のお話によるとラジオや無線に興味を持ち始めた初心者の中学生くらいをターゲットに書かれていたとのこと・・・・私はピタリそれにハマっていたのです。

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この「初歩のラジオ ジュニアJARLハム教室」の表紙見覚えがあります。

ボロボロになるまで何度も何度も見ました。CQ誌の製作記事は私には難しすぎて理解できず。

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こんな実体配線図に見覚えのある方も多いのでは?これは50MHzのクリコンの物ですが素晴らしいです。

回路図がまだ理解できない私にとってはこれほど貴重な教科書は有りませんでした。

もちろん私はまだ50MHzの機械を作れるノーハウは持っていません。50MHzなんて周波数は自作できるものとは思っていませんでしたから。

その後ローカルのOMさんから6AK5-6U8の2球で作るクリコンを、銅拍ベタのプリント基板の上に真空管を立てる方法を教えていただき作ったのを覚えています。

やっぱり今日は行ってよかったです。


PS-5 定電圧安定化電源

2012-08-20 14:23:28 | PS-5

先日オークションで落札したTR-9000Gの付属品として付いていた電源です。

TR-9000Gのレストアをほったらかしにしてこちらをいじっていました。

すべてバラバラに分解して基板や電気部品以外はすべて洗剤を使って洗浄して大変きれいになりました。その後、再組み立てして動作確認するとどうも発振している様子でした。

かなり古い物ですから電解コンデンサーをすべて新品に交換して、出力端子と制御TRのベースにバイパスコンデンサを追加改造して直りました。

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TR-9000Gを送信状態として出力端子でリップルを観てみました。

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残念なのは時計が動かないこと。昔懐かしい50Hzの商用電源周波数に同期してモータで動かすタイプです。モーターは回るのですが、モーターの軸に取り付けられているカムが滑っていて表示器のカウントアップができません。修理をあきらめました。

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大変きれいです。

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TS-780のトーンユニット

2012-08-18 19:16:49 | TS-780

オークションに出品されているTS-780の中にはオプションのTU-78が実装されていないものも多くあり、別途TU-78が手に入ればベストですが、なかなか見つかりません。

以前TS-780にトーンユニットを追加する方法としてTU-4Aを改造する方法を書きました。

今日もう一つ方法を見つけました。

先日TR-9500Gのトーンユニットがユニット単品で出品されていました。今まで何度かTR-9500Gのレストアはやりましたが、気付かなかったのですがこのユニットが同じ基板でした。

早速落札して今日届きました。

違いは ①取り付けブラケットがない ②ターミナルが配線直付けタイプを使っている

この二点です。

↓ これが入手したTR-9500Gのトーンユニット

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これのターミナルをジャンク基板から外した3pinのターミナルと交換したのが

↓ これです。TU-78とまったく同じです。

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残念ながらTU-78と同じ取り付けブラケットは手に入りませんが、スペーサーを使って取り付けるか両面テープでコントロールユニットのICの背中に貼り付けるか・・・・。

これで十分機能を果たします。周波数とレベルを調整して全く問題ありませんでした。


TS-780 #s その4 完了

2012-08-06 11:27:42 | TS-780

完了

二日ほど放置状態だったTS-780 #sですが、表示の異常もなくなってOKのようです。

やはり半田付けの劣化による接触不良だったようです。プリント基板を調整ドライバーでつついてみても不具合は再現しません。

これで#sも完了・・・・・#rと#sを2台重ねて比べてみると最終的にはよく似た出来栄えです。

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TS-780 #r その3 完了

2012-08-05 13:18:42 | TS-780

完了

TS-780 #r の方を先に仕上げました。

修理までは一通り終わっていたので、PLLの調整から始めて受信部、送信部を調整して問題なく完了しました。

送信部も両バンド共13Wに調整して、受信部も最終的に感度の測定をして問題なし。

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最後の問題はトップカバーの傷です。かなり傷がひどいです。

ボトムカバーはそれほどでもないのになぜ??

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塗装しようかとも思いましたが、ジャンクの部品取り機のカバーが比較的きれいだったのでそれを洗浄して電池押さえのスポンジを貼り直して装着しました。

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