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Amature radio のたのしみ。古い無線機のレストアを中心にアマチュア無線やそのほかの話題も。

周波数カウンター購入

2010-09-28 15:08:11 | アマチュア無線

今日、中古の周波数カウンターをYahooオークションで落札して入手しました。

今まで長い間友人から借りっぱなしのカウンターを返却できそうです。見た目は若干古いですが、アマチュアが無線機の修理に使うには十分なカウンターでした。

次に欲しい測定器といえばSGでしょうか?受信機の調整は難しいです。

試しに現在診ているTM-421の送信周波数を確認してみました。

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TV-506 レストア その2

2010-09-26 13:45:27 | TV-506

ローカルOSCの内一番肝心な22.0MHzが発振していませんでした。他の23.0MHzなどは正常に発振していましたので水晶発振子の不良と判断して新品に交換しました。22.0MHzの水晶発振子だけが妙に光ってます。

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発振を確認して周波数を合わせて完了。受信、送信ともに出来るようになりました。

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送信部の各トリマーコンデンサーとコイルのコアを調整して50.250MHzで出力は10Wになりました。

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調整中に発見したすごい物。ファイナル部のパワートランジスタのコレクターに5mm程の線屑が付着していました。もう一本ドライブトランジスタの横にも。幸い短絡の原因にはなっていませんでしたが、おそらく製造段階からでは?

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TV-506 レストア その1

2010-09-25 16:57:04 | TV-506

TS-520とセットで50MHzに出てみたくなってYahooオークションで落札しました。

出品されていた物は「動作未確認」とのことでしたが、到着時に確認してみると予想通り不動品でした。受信も送信もNGです。中も埃だらけでレストアのし甲斐がありそうな物でした。

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とりあえず機能を修理するのは後回しにして、フロントパネルとリアパネルを分解して取り外しました。内部も掃除機で清掃し埃を取りました。

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フロントパネル部は周りの銀色の部分をマスキングして塗装。パネルは傷がないので洗浄して終了。回り部分は傷がありますが、プラスティックで塗装するにもパネルと同色にはならないので洗浄のみで終了。

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リアパネル部は錆びが出ていたので内側の配線をすべて外して部品も取り外し、パネルを取り外し艶消し黒で塗装しました。

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内部のパワーアンプ部のシールドカバーも錆びが出ていたので磨いたうえで艶消し黒で塗装。

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外観のレストアは概ね完了です。その後機能の修理に取り掛かりました。


FT-620B レストア その6 最終編

2010-09-25 11:53:05 | FT-620B

最終編です。

同容量のトリマーコンデンサーは手に入れることができず、若干小さい容量の物で代用しました。やはり容量不足になってしまったので基板の裏に18PFの固定コンデンサーを抱かせて調整完了。

送信部は特に不具合はなく、各コイルとトリマーコンデンサーを調整して出力12Wになりました。

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概ね完成。手提げハンドルが少々くたびれています。

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TS-520X レストア その2 最終編

2010-09-25 11:21:10 | TS-520

こんな感じでいつも作業してます。片づけても片づけてもすぐに作業台の上は工具と部品で散らかってしまいます。

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キャリアの周波数と出力をチェック調整しました。あまりきれいな波形とは言えませんが、どうにもならないのでこのまま進行しました。

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送信部、受信部とも動作していないところは特になく、ラッキーでした。

送信部はキャリアバランス、ドライブ部のコア調整、ファイナルの中和調整だけで14MHz帯で100Wの出力を確認できました。

プレート電圧800V、プレート電流230mA、直流入力184W。

出力100W、能率54%で上出来でしょう。

受信部はANTコイル、MIXコイルの調整で感度のピークを合わせただけです。

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ケースはかなり錆びていたので全面再塗装。オリジナルの色ではなくなりましたが、きれいになりました。

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