タイよりも遠い国ミャンマーに旅してから益々この手の色合いが気になる。
店の中から漂う香に引き寄せられる虫のように術中に嵌まる。
到底ワタシにはコーディネートできない、しかし魅力ある店構え。
勇気と周囲の暖かい理解が得られれば、以外と・・・いや、恐らくフィットするであろう民族衣装や、オドロオドロシイ木彫りの面、明らかに甘い怪しげなアロマ、何かの祝詞のようなBGMなどなど五感を揺さぶる。
羨ましい限りだ。
やがて現地で感じた『何か出来るかも』という熱い感覚が呼び戻される。
しかし実利的で勝算がないことには手を出さない・・・いや出せない現状に随分と苛立ちを覚えながら白檀の線香を買った。
鼻を摘まむムスメからワタシの臭いだと評されるこの香りに癒される気持ちになるのは東洋人だから?これメイド・イン・チャイナなんだけど・・・
拝