この時期恒例のバスゴルフツアーで今年は山口県にてプレーした。
大分をまだ暗闇の5時に出発してのゴルフはスコアメイクなどとんでもない。早朝からビールだ、日本酒だということで到着したころには皆イイ顔色になっている。
ヨッパライ相手のキャディも大変だろうが、滅多にない大はしゃぎに終始笑い声が絶えない。
結局いつものスコアに収まりモヤモヤとしながら観光組の待つバスに乗り込むのだが、2年前の同じときにテレビ画面に凍りついた記憶を思い出す。
「俺たちこんな事していてイイのかな・・・」
生々しい惨状を目の当たりにしたとき何とも言い難い罪悪感が込み上げた。
いつ、どこで、だれに・・・なにが起こるのか本当にわからない現実の世界。
手をつないで登校する母娘の列に無免許の少年が居眠りで突っ込み命を奪う。
飲酒運転の後続車に追突され3人の幼い命を奪われた夫婦。
わずかな現金を奪うために通りがかりの女性を殺す少年・・・
そして幸せに暮らす何万人もの命を一瞬にして奪う自然の脅威。
成す術もなく未だ仮設の住宅で多くの人たちが暮らしている。
そして2年後、同じことをしている成長していないワタシタチ。
敢えて記事にしたのは、この今の気持ちを忘れたくないため。
こころからご冥福をお祈りするとともに、すこしでも早く復興できますように・・・
拝