母校の後輩の結婚披露宴に列席しました。地元でも屈指の司法書士を父に持つ2世新郎と現役産婦人科医の新婦の結婚式とあってさすがに盛大でした。
弦楽四重奏の生演奏によるBGM。お医者さんによる"笑点大喜利"。新郎からのサプライズプレゼントは新婦の"実印"などなど趣向を凝らしていました。
そして新婦の一番のこだわりが"ライムライト"を演じる二人…厳しすぎる現実に生きる希望を失いかけたバレリーナとそんな彼女を励ましながら華開かせた落ちぶれ道化師。ラストシーンは余りにも刹那さすぎるこの物語…新婦のこだわりだそうです。
こどもの頃のわたしにとって『映画を観に行く』とは『街に出かける』というイベントも伴うために、とてもウキウキしたものです。映画館を出ても『せっかくここまで来たのだから…』ということで買い物に行ったり、レストラン(私の時代ではトキワの大食堂でお子様ランチを食べるのが定番でした)で食事したり…ということで1年に1度あるかないかのお出かけでした。
もちろんこどもが喜ぶような映画に大人も付き合うわけですから、どちらかというと『お出かけ』の要素のほうが強かったということをこの年になって気付かされました。
ところでこの連休にムスメとTOHOシネマズ大分で"スパイキッズ4D"を観ました。
この映画の売りは『ただの3Dではなくプラス1のサプライズ』飛び出す映像にリアルな体感です(観てのお楽しみなんでこれ以上は言わない!)
(こぼれたジュースで)濡れたチケットを見た中3ムスメは想像力豊かに"水"を連想…映画館で水を浴びる…『アリエナーイ!!』
『披露宴会場でビンゴの来賓に水ぶっかけたい!』なんてことを言いたくなる年頃なんですが、まずは合格発表掲示板の前で"冷や水"浴びせられない様に頑張っておくれ…