流体力学においては,法則や方程式も重要であるが,それ以上に,「流れの現象」そのものの,流れの運動のイメージの把握が重要であると考える.
本来は,色々な実験や,流体現象の観察が必要であるが,カリキュラムの都合で,十分にそれらを行なうことができない場合も少なくない.
そのような場合には,「流れの現象」やそのイメージについての理解を深めることができる入門的,啓蒙的な参考書に,目を通すことで,有る程度補うことができよう.
また,新しい分野を勉強する場合,本格的な一冊の教科書に目を通す前に,入門的,啓蒙的な本に沢山目を通すと,頭の中にその分野の「下地」が比較的短時間で構築されるという効果がある.
参考書
様々な流体現象と流体力学について、気軽に勉強できる参考書
※版元品切れのものもあるが、古書でも入手をおすすめする。
表紙の画像なし | 流れのファンタジー―写真がとらえた流体の世界 (ブルーバックス)講談社このアイテムの詳細を見る |
パソコンで見る流れの科学 CD-ROM付 (ブルーバックス)講談社このアイテムの詳細を見る |
謎解き・海洋と大気の物理 (ブルーバックス)保坂 直紀講談社このアイテムの詳細を見る |
いまさら流体力学? (パリティブックス)木田 重雄丸善このアイテムの詳細を見る |
おもしろ話で理解する流れ学入門久保田 浪之介日刊工業新聞社このアイテムの詳細を見る |
飛行機のしくみ―なぜ空を自由に飛べるのかをわかりやすい絵で一発解説! (ぶんか社文庫 ひ 7-1 ズバリ図解)秀島一生ぶんか社このアイテムの詳細を見る |
この他にも,講義の中で随時,参考書を紹介する.