某大学の機械系の学科で「環境安全工学」の4回目の講義。
概要は、以下のとおり。
1. 本日の参考書等
この記事の最後に示した。
2. スペースシャトルの事故から学ぶ
2限目の講義の冒頭で、YouTubeのチャレンジャー号爆発の様子のビデオ流した。
# 1限目はネットワークの設定が不十分でYouTubeに接続できませんでした。
※各自、是非自宅等で、以下のビデオを見る事。
a) 1986/1/28 チャレンジャー号
Challenger Video (CNN, 02:23)
http://www.youtube.com/watch?v=9maWcIatweM
Challenger Video (NASA: 05:13)
http://www.youtube.com/watch?v=OZy8YC7QBvc
b) 2003/2/1 コロンビア号
Columbia Memorial Video (NASA and etc. 07:21)
http://www.youtube.com/watch?v=Gloa6yeG2C8
Challenger/Columbia Comparison Video (09:59)
http://www.youtube.com/watch?v=hS5hUgCHdUw
c) 教訓
原理、原則を重視する。
小さな失敗/トラブルを軽視しない。
環境変化を考慮して、構造や素材を選ぶ。
これまでに経験していない外部要因/環境を甘くみない。
現場、業者の声に耳を傾ける。
スケジュールと品質は引き換えられない。
入札では、価格だけでなく品質を十分考慮する。
3. 安全設計
a) 安全設計とは
機械、システムの故障、使用者のミス等があっても、機械、システム側で安全を確保する「しかけ」を施す。設計の中に、安全設計を織り込む。
b) 安全設計の原則
安全方策
リスクアセスメント
本質的安全設計
安全防護
付加防護
使用上の情報
c) 安全設計の寸法
押し潰し回避
人体の危険領域侵入防止
トリップ装置の安全距離
d) 安全設計のコンポーネント
インタロック装置
トリップ装置
手動操作制御装置
制御コンポーネント
※ 各コンポーネントの詳細は、各自、参考書、図書館、インターネット等で調べること。試験に出る可能性大です。
4. 宿題 提出
未提出のみなさん、10/23の講義でも受け付けます。
参考書:
スペースシャトルの事故の内容ととNASAの問題がコンパクトにまとめられている。エンジニアを目指すすべての人に「教訓」としてオススメできる。
機械の安全設計の入門書。教科書「機械安全工学」だけでは判りにくかった人、安全設計の基礎についてさらに学びたい人に好適な良書。
参考URL:
http://shippai.jst.go.jp/fkd/Detail?fn=0&id=CA0000639
http://www.kanazawa-it.ac.jp/dawn/198601.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/チャレンジャー号爆発事故
http://shippai.jst.go.jp/fkd/Detail?fn=0&id=CB0011019
http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20030203301.html
http://iss.sfo.jaxa.jp/shuttle/sts_accident/nasda_reports/prompt_report0826.html
http://astro.ysc.go.jp/sts-107.html
http://www.tri.jspmi.or.jp/safety/index2.html
http://www.sys.cs.meiji.ac.jp/~masao/kikaianzen/chuusaibou-0410gatsugou-keisaiyou.pdf
http://www.kosaibo.or.jp/sub/topics_hokatu_b2.html
http://safety.mri.co.jp/colum/vol093.html
http://www.suzuden.co.jp/gijyutu/pdf/pdf33_01.pdf
http://www.fa.omron.co.jp/data_pdf/commentary/safety/safety_technical_guide_3.pdf
概要は、以下のとおり。
1. 本日の参考書等
この記事の最後に示した。
2. スペースシャトルの事故から学ぶ
2限目の講義の冒頭で、YouTubeのチャレンジャー号爆発の様子のビデオ流した。
# 1限目はネットワークの設定が不十分でYouTubeに接続できませんでした。
※各自、是非自宅等で、以下のビデオを見る事。
a) 1986/1/28 チャレンジャー号
Challenger Video (CNN, 02:23)
http://www.youtube.com/watch?v=9maWcIatweM
Challenger Video (NASA: 05:13)
http://www.youtube.com/watch?v=OZy8YC7QBvc
b) 2003/2/1 コロンビア号
Columbia Memorial Video (NASA and etc. 07:21)
http://www.youtube.com/watch?v=Gloa6yeG2C8
Challenger/Columbia Comparison Video (09:59)
http://www.youtube.com/watch?v=hS5hUgCHdUw
c) 教訓
原理、原則を重視する。
小さな失敗/トラブルを軽視しない。
環境変化を考慮して、構造や素材を選ぶ。
これまでに経験していない外部要因/環境を甘くみない。
現場、業者の声に耳を傾ける。
スケジュールと品質は引き換えられない。
入札では、価格だけでなく品質を十分考慮する。
3. 安全設計
a) 安全設計とは
機械、システムの故障、使用者のミス等があっても、機械、システム側で安全を確保する「しかけ」を施す。設計の中に、安全設計を織り込む。
b) 安全設計の原則
安全方策
リスクアセスメント
本質的安全設計
安全防護
付加防護
使用上の情報
c) 安全設計の寸法
押し潰し回避
人体の危険領域侵入防止
トリップ装置の安全距離
d) 安全設計のコンポーネント
インタロック装置
トリップ装置
手動操作制御装置
制御コンポーネント
※ 各コンポーネントの詳細は、各自、参考書、図書館、インターネット等で調べること。試験に出る可能性大です。
4. 宿題 提出
未提出のみなさん、10/23の講義でも受け付けます。
参考書:
衝撃のスペースシャトル事故調査報告―NASAは組織文化を変えられるか中央労働災害防止協会このアイテムの詳細を見る |
スペースシャトルの事故の内容ととNASAの問題がコンパクトにまとめられている。エンジニアを目指すすべての人に「教訓」としてオススメできる。
はじめて学ぶ機械の安全設計長岡技術科学大学 (編)日刊工業新聞社このアイテムの詳細を見る |
機械の安全設計の入門書。教科書「機械安全工学」だけでは判りにくかった人、安全設計の基礎についてさらに学びたい人に好適な良書。
参考URL:
http://shippai.jst.go.jp/fkd/Detail?fn=0&id=CA0000639
http://www.kanazawa-it.ac.jp/dawn/198601.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/チャレンジャー号爆発事故
http://shippai.jst.go.jp/fkd/Detail?fn=0&id=CB0011019
http://hotwired.goo.ne.jp/news/technology/story/20030203301.html
http://iss.sfo.jaxa.jp/shuttle/sts_accident/nasda_reports/prompt_report0826.html
http://astro.ysc.go.jp/sts-107.html
http://www.tri.jspmi.or.jp/safety/index2.html
http://www.sys.cs.meiji.ac.jp/~masao/kikaianzen/chuusaibou-0410gatsugou-keisaiyou.pdf
http://www.kosaibo.or.jp/sub/topics_hokatu_b2.html
http://safety.mri.co.jp/colum/vol093.html
http://www.suzuden.co.jp/gijyutu/pdf/pdf33_01.pdf
http://www.fa.omron.co.jp/data_pdf/commentary/safety/safety_technical_guide_3.pdf