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Dr. Jason's blog

IT, Engineering, Energy, Environment and Management

Theo de Raadt@OpenBSD on Forbes October 2005

2005-09-05 | Software
 先週, OpenBSD の創始者である, セオ・デラード(Theo de Raadt) の印刷された写真を初めてみた.
 なんと,ビジネス雑誌の Forbes 日本語版 (October 2005, pp.106-109) の紙面でである.大きな写真が2枚も出ていて,彼の自宅の地下と思われるマシンルームの様子も判る.

  OpenBSD は,所謂 BSD系 のOSであり,オープンソースのOSの中でも,最もセキュリティと暗号機能に力を入れたものとして知られている.
 その開発中心メンバーである,セオ・デラードは,偏屈な性格や,他のオープンソース開発者との間で色々と軋轢があることでも知られている.
 IT関係で,サーバーの仕事をしている人の多くは,知らないうちに,彼の開発した OpenSSH のやっかいになっている.


 それにしても,IT関係や,ソフトウェアの雑誌ではなく,Forbrs のようなビジネス雑誌に,セオ・デラードが写真入りの記事で取り上げられるというのは,一般にも,ITテロなどが相当懸念されてきているということだろうか?
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夏休み読書月間 (23) データ構造とアルゴリズム

2005-08-26 | Software
 ソフトウェアの設計は,データ構造の設計とアルゴリズムの設計から成り立っているが,私の個人的なイメージでは,データ構造の設計の方がより重要である.
 どのような処理をするシステムか?ということからすると,アルゴリズムが重要であるように思われるかもしれないが,処理の対象について充分に吟味してデータ構造のイメージをはっきりすば,アルゴリズムはおのずと決まるが,その逆は難しい.

 オプジェクト指向の設計やプログラミングでも,オブジェクトやクラスの設計の本質はデータ構造の設計である.

 しかし,どうも最近,情報工学を専門とする学科でも,データ構造の重要性についてはあまり徹底できていないようだ.

 
 データ構造とアルゴリズムの教科書は,沢山があるが,以下は,私が新人のころによく参照していた,古典的名著である.(原書は1982年刊,訳書は1987年刊)

 筆者の Alfred V. Aho 先生 はコロンビア大学の教授, John E. Hopcroft 先生 はコーネル大学教授(元工学部長), Jeffrey D. Ullman 先生 はスタンフォード大学の名誉教授(現在)という,2度と実現しないかもしれない凄い顔ぶれ.

 本書では,サンプルのプログラムが pascal で記述されているので,pascal を知らないと判りにくい面もあるが,データ構造とアルゴリズムの教科書として,広くオススメできる一冊である.

データ構造とアルゴリズム
A.V.エイホ・J.E.ホップクロフト・J.D.ウルマン(著),大野義夫(訳)
培風館

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SEA & FSIJ 合同フォーラム (8/24) のお知らせ

2005-08-09 | Software
              開 催 案 内

            SEA & FSIJ 合同フォーラム
     ~開発最前線シリーズ: 「プロジェクト多すぎ問題」と闘う~

                主催
          ソフトウェア技術者協会(SEA)
       フリーソフトウェアイニシアティブ(FSIJ)


    ***************** 開 催 要 領 *****************

1. 日時: 2005年8月24日(水曜日) 18:30 ~ 20:30

2. 場所: 東京都体育館 第四会議室
 〒151-0051 東京都千駄ヶ谷1-17-1
 http://www.tef.or.jp/tmg/
 (注意)会場の場所は右側に植込があるゆるやかなスロープを降り半地下の
 入口から入った奥の方になります。
 http://www.tef.or.jp/tmg/data/mapn.gif のトレーニングルーム
 健康体力相談室、サブアリーナ 入口とかいてある所からが下りスロープ
 で、研修室と書かれているのが会議室です。

 交通:
  *JR中央・総武線各駅停車* 千駄ヶ谷駅より徒歩1分
  *地下鉄大江戸線* 国立競技場駅より徒歩3分(A-4出口)


3. 講演内容

・テーマ: 「プロジェクト多すぎ問題」と闘う

  話者: 大和 正武 (Red Hat)

 オープンソース開発が普及した結果、Eric. S. Raymond氏が述べたオープンソース開発の前提「目玉の数さえ十分あれば、どんなバグも深刻ではない」が成立しなくなるケースが増えた。開発者の数に対してプロジェクトが多すぎるため、プロジェクトを開始しても「目玉の数」が増えないのである。

 本講演では、まずオープンソースの発展においてプロジェクトが多すぎることがいかに深刻な問題かを説明する。この問題を「プロジェクト多すぎ問題」と呼び、この問題を克服するための4つのアプローチ「リクルーティングソース」、「カテゴリーディストリビューション」、「プログ」、「カテゴリーレビュ」を提案する。特に「リクルーティングソース」については、XTLAというソフトウェアの開発で実践し成功を収めたので、詳しく説明する。

4. 参加費:
 SEA会員(正/賛助)、及びFSIJ会員(正/賛助) 1,000円、
 OSSAJ会員(正/賛助) 、JLA会員 1,000円
 一般 2,000円 (釣銭のないようにお願いします)

5. 定 員: 30 名 (先着順に申込みを受付け、定員になり次第、締切)

6. 申込み方法:下の申込用紙に必要事項をご記入の上、
 SEA SIGOSS 事務局 <sea-sigoss-office@media.osaka-cu.ac.jp>まで
 E-Mailでお申込みください。
 申込受付後のキャンセルは、原則としてお断りします。

 尚、満員でお断りするなどの事情がない限り、こちらから参加申込の確認
 等のご連絡を差し上げることはありません。

7. 今後のスケジュール
 SEA & FSIJ 合同フォーラムは毎月開催しております。9月は大阪で開催の
 予定です。

 予定日時: 9月23日

......................................................................
To: SEA SIGOSS 事務局 <sea-sigoss-office@media.osaka-cu.ac.jp>
Subject: [参加申込]SEA & FSIJ Forum (Aug. 2005)
--------------------
SEA & FSIJ 合同 Forum (Aug. 2005) 参加申込書

※氏名(ふりがな): ( )
所属:
連絡先郵便番号:
連絡先住所:
※Tel:
Fax:
※E-Mail:
※種別(該当欄を黒四角(■)に変更してください):
  □ FSIJ会員(正/賛助) (会員No. )
  □ SEA会員(正/賛助) (会員No. )
  □ OSSAJ会員(正/賛助) (会員No. )
  □ JLA会員
  □ 一般
先頭に"※"がある項目は必須項目です。他はオプショナル項目です。
......................................................................
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夏休み読書月間 (12) ソフトウェア工学,システム工学,経験的観察

2005-08-09 | Software
 本書は,コンピュータ・エージ社から発売される,新しいソフトウェア工学の教科書である.
 # 先週の金曜日,勤務先の社長のところに出版社からサンプルが一冊届いた.
 # 私は Amazon.co.jp に予約注文済みたがまだ届いていない.

 472ページに小さな書体でびっしりという感じで,この分野の日本語で書かれた本としては,久々の「大物」である.英語版は2003/05/08の発売.

 英語版は以下書名で,
 "A Handbook of Software and Systems Engineering: Empirical Observations, Laws and Theories"
 「エンピリカルアプローチ」の元の英文は,直訳すると「経験的な観察」である.

 目次は,以下のとおりであり,要求定義から,設計,構築,検証,導入,保守,計測,実験,経験的な研究までを広くカバーしている.特に10章は,他のこのタイプの本ではあまり言及されない特徴的な部分であると思う.

  第1章 入門
  第2章 要件定義、プロトタイピング、およびモデリング
  第3章 システム設計と仕様
  第4章 システム構築と構成
  第5章 妥当性検査と静的検証
  第6章 テストと動的検証
  第7章 システム製造、配布、および導入
  第8章 システム管理、進化、および保守
  第9章 プロジェクト管理とビジネス分析
  第10章 ユーザスキル、モチベーション、満足度
  第11章 テクノロジ、アーキテクチャ、および企業能力
  第12章 計測、実験、およびエンピリカルな研究
  第13章 結論と課題

 筆者の 一人 Albert Endres は,元IBMのエンジニアで,ドイツの ミュンヘン工科大学 の教授も務めた.もう一人の Dieter Romabch は,ドイツの フラウンホーファー実践的ソフトウエア工学研究所(IESE) の部長である.


 本格的にソフトウェア工学を学びたい人,復習したい人にオススメの一冊.



ソフトウェア工学・システム工学ハンドブック―エンピリカルアプローチによる法則とその理論
Albert Endres, Dieter Rombach (著), 吉舗 紀子 (翻訳)
コンピュータエージ社

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 # それにしても,この手の本で,日本人の書き下ろしのものが少ないのはなぜだろう?
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夏休み読書月刊 (4) アーキテクトとプログラマーの哲学

2005-08-02 | Software
 ソフトウェアの技術は,その多くが人間の頭の中から生み出されたものであるため,非常に属人的なものである.
 そのため,「誰がそれをデザインしたのか?」「誰がそれをプログラミンングしたのか?」という情報は非常に重要である.

 著名なソフトウェア・アーキテクトやプログラマーの場合,彼らの普段の言動やその発言等の行間から,その人のコンピュータやソフトウェアに対する哲学やスタイルを学ぶことができる.
 そのため,そのアーキテクトやプログラマーのインタビューなどを含んだ記事や解説は一般向けの読み物として楽しめるだけでなく,技術的な資料としても重要な情報である.
 
 そういう意味で以下の2冊は,これから,ソフトウェアについて学ぶ人も,すでにプログラミングはしているが,設計や開発についてまだ経験の浅い人にオススメできる.


あなただけができることをやりなさい ソフトウェア界の偉人23人の名言集

翔泳社

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*年号やシステムの仕様にかかわる数字には,一部校正もれがあるのがおしい.


実録!天才プログラマー

アスキー

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Jason's Library ソフトウェア工学

2005-07-26 | Software
 私は,ソフトウェアや情報システムの設計や開発あるいはそのディレクション,マネジメントを生業としている.
 ソフトウェアを上手に設計・開発するためのより良い方法を,工学的にあれこれと考えるのがソフトウェア工学である.

 日本では,プログラマとかSEとか呼ばれる仕事をしている人の大半は,実は所謂文科系の出身であり,学校ではソフトウェア/コンピュータあるいはその近接領域は殆ど勉強していない.また,プログラミングは勉強していても,ソフトウェア工学をちゃんと学んでいない人が少なくない.私は,このことが,日本のソフトウェア産業の根本的な弱点の一つだと信じている.

 これまで,ソフトウェア工学を勉強しなかった人にも,これからソフトウェア工学を勉強しようかと考えている人にも,以下の3冊は,比較的新しい内容であり,オススメできる.
 どれか一冊だけなら,中所先生の「ソフトウェア工学」が良いだろう.しかし,職業としてソフトウェアを設計する人には,3冊とも目を通すことを強く推奨する.



ソフトウェア工学

朝倉書店

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ソフトウェア工学の基礎

岩波書店

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ソフトウェアエンジニアリング基礎知識体系―SWEBOK 2004

オーム社

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OSSAJ「ミニ セミナー (勉強会) 」のおしらせ

2005-07-22 | Software
  NPO法人 オープンソースソフトウェア協会 から,ミニセミナー (勉強会) のお知らせです.

---------------------------------------------------------------------------
 OSSAJ主催の第三回ミニセミナー(勉強会)を下記要領で開催致します。
ふるってご参加頂きますようご案内申し上げます。

1. 日時:2005年7月29日(金) 15:30-18:00(15:15受付開始)

2. 場所:(株)オープンテクノロジーズ セミナールーム
 (下記URLをご参照ください)
 http://www.opentech.co.jp/AboutUs/Map/map-koishikawa-j.html

3. テーマ:「日米オープンソースビジネス展開の現状」
3.1 セッション1:
 米国のOSSビジネス事情  (仮題)
 講師 Lucida Inc. 豊島 康文 様
3.2 セッション2:
 日本におけるベンチャー企業のOSSビジネス事情  (仮題)
 講師 株式会社ユヒーロ 伊藤 寛之 様
3.3 セッション3:講師を囲んで情報交換会(茶菓付き)

4. 参加費:(当日お支払い下さい)
 正会員、賛助会員         無料
 一般会員、協賛団体会員    1,000円
 会員外参加者         2,000円

5. 募集参加人数:20名

6. 申し込み方法:OSSAJ事務局宛にメール(adm@ossaj.org)にてお申し込みください。
 お申し込みの際、以下の要領で氏名、会員種別等をご記入ください。
 参加申込みされた先着順に事務局より参加受付のメールをさせて頂きます。
 
......................................................................
To: OSSAJ事務局 <adm@ossaj.org>
Subject: [参加申込] OSSAJミニセミナー
--------------------
OSSAJミニセミナー(2005/07) 参加申込書

※氏名(ふりがな):           (           )
連絡先郵便番号:
連絡先住所:
※Tel:
Fax:
※E-Mail:
※種別(該当欄を黒四角(■)に変更してください):
 □ OSSAJ会員(正/賛助) (会員No.     )
 □ FSIJ会員(正/賛助)  (会員No.     )
 □ SEA会員(正/賛助)  (会員No.     )
 □ JLA会員
 □ 一般
先頭に"※"がある項目は必須項目です。他はオプショナル項目です。
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Jason's Library ソフトウェアの設計表現方式 必読!

2005-07-14 | Software
 本日,Amazon.co.jp から,「UML モデリングのエッセンス 第3版」が届く.
 全くお恥ずかしいことに,つい先週まで,第3版の邦訳が 6月に出版されていたことに,全く気がつかなかった.
 本書は, Unified Modeling Language : UML の基礎的解説書の「定本」である.

  Unified Modeling Language : UML は,1997年に登場した,ソフトウェアの構想や設計を,普通の人がみたらポンチ絵に見えるような図で,表現する記法である.Language と呼ばれのは,特定の図に意味があり,図の書き方に文法が定められているからである.1980年代から1990年代始めにかけて,色々な会社や研究機関が,それぞれ独自の設計記述法を発案/提唱していたが,それらのうちの有力な方式の良いところをあつめて,統合した形で設計されているので,Unified と呼ばれている.
 UML は,現在 Object Management Group : OMG という国際的な標準化団体で,策定,管理されている.

 建築にしても,機械にしても,電気回路にしても,その構想や設計を表現する方法==「設計図」の書き方/読み方が確立されており,それは工学的に,国際的に標準化されている.
 しかし,ソフトウェアの世界では長いあいだ,ブログラミング言語による記述以外で,ソフトウェアの構想や設計を表現する標準化された方法はなく,それは,長い間ソフトウェア工学の最大の課題の一つだった.UML は,(たとえ,それがまだ多くの問題を含んでいても)その課題への現時点での最も有力な回答の一つである.
 また,UMLはソフトウェアの設計だけでなく,ビジネス・プロセスあるいはビジネス・モデルの構想や設計の表記にも使用できる.


 ビジネス,情報システム,ソフトウェアの設計にかかわるすべての人の必読の一冊.


 

UML モデリングのエッセンス 第3版

翔泳社

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Jason's Library  Linuxの中身のお勉強

2005-07-03 | Software
 しばらく, Linux の カーネル(Kernel: OSの中核となる部分の機能モジュール群)についての勉強していなかったので,比較的新しい参考書「Linux Kernel Development」の第二版をを買った.

 筆者の Robert Love 氏 は,Linux の 世界では有名なエンジニアであり,カーネルのスケジューラ,仮想記憶や, デスクトップ環境GNOME などで,多くの業績がある.また,彼は Linux Journal 誌 に,様々な記事を寄稿している.
 日本でも,米国でも,プログラムだけでなく,ちゃんとした文章(Webではなく,紙で出版される専門書や専門雑誌の記事)を書けるエンジニアはそう多くはない.

 彼は,以前は,組込システム用Linuxの開発会社であるMontaVista Software 社 の real-time and performance group に勤務していたが,現在は,Novell 社Ximian Desktop Group に勤務している.そのため,本書の版元も,以前の SAMS 社 から,Novel Press 社 にかわった.


 本書は,Linux カーネルの内部構造全般を400ページの中でコンパクトに解説している.彼の得意分野である,プロセス管理,スケジューラ,メモリ管理などの説明はとても分かりやすと思う.2005年の1月の出版であり,現在主流となりつつあるバージョンの 2.6 Kernel についてもカバーしている.


 仕事で Linux を本格的に使っているエンジニア,OSについて学んでいる学生に広く推薦したい.
 Linux以外のOSを使っている人にも,マルチタスクのOSの内部構造の参考書として読める.
 いずれ,翻訳が出るだろうが,プロ,あるいは,プロを目指す人は,まず,原書にも目を通しておいてほしい.


Linux Kernel Development (NOVELL PRESS)

Novell Pr

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SEA & FSIJ 合同フォーラム のお知らせ

2005-06-28 | Software
 7月の SEA & FSIJ 合同フォーラムのお知らせです.

----------------------------------

              開 催 案 内
           
            SEA & FSIJ 合同フォーラム
  ~開発最前線シリーズ: Debian GNU/Linux エピソードIII.1:Sargeの復讐~
            ~リポート: Debconf 5~

                主催
           ソフトウェア技術者協会(SEA)
        フリーソフトウェアイニシアティブ(FSIJ)


***************** 開 催 要 領 *****************

1. 日時: 2005年7月26日(火曜日) 18:30 ~ 20:30

2. 場所: 東京都体育館 第四会議室
〒151-0051 東京都千駄ヶ谷1-17-1
http://www.tef.or.jp/tmg/
(注意)会場の場所は右側に植込があるゆるやかなスロープを降り半地下の
入口から入った奥の方になります。
http://www.tef.or.jp/tmg/data/mapn.gif のトレーニングルーム
健康体力相談室、サブアリーナ 入口とかいてある所からが下りスロープ
で、研修室と書かれているのが会議室です。

交通:
*JR中央・総武線各駅停車* 千駄ヶ谷駅より徒歩1分
*地下鉄大江戸線* 国立競技場駅より徒歩3分(A-4出口)


3. 講演内容

・テーマ: Debian GNU/Linux エピソードIII.1:Sargeの復讐

話者: 武藤 健志 (Debian Project)

3年にわたる激戦の末、去る6月6日にリリースされたDebian GNU/Linux 3.1
Sargeについて、リリースエンジニアリングの観点から語る。歴史を紐解き、
なぜここまでの遅延となったのか、謎に包まれた暗黒組織「Cabal」の黒幕は
何者なのか、そして我々はこの戦いから何を学び取らなければならないかにつ
いて考察する。

・テーマ: DebConf参加報告

話者: 鵜飼 文敏, 野首 貴嗣 (FSIJ)

7月に開催された Debconf 5 への参加報告。

4. 参加費: SEA会員(正/賛助)、及びFSIJ会員(正/賛助) 1,000円、
  OSSAJ会員(正/賛助) 、JLA会員 1,000円
一般 2,000円 (釣銭のないようにお願いします)

5. 定 員: 30 名 (先着順に申込みを受付け、定員になり次第、締切)

6. 申込み方法:下の申込用紙に必要事項をご記入の上、
SEA SIGOSS 事務局 <sea-sigoss-office@media.osaka-cu.ac.jp>まで
E-Mailでお申込みください。
申込受付後のキャンセルは、原則としてお断りします。

尚、満員でお断りするなどの事情がない限り、こちらから参加申込の確認
等のご連絡を差し上げることはありません。

7. 今後のスケジュール

SEA & FSIJ 合同フォーラムは毎月開催しております。今後のスケジュール
は以下の通りです。いずれも場所は東京都体育館第四会議室、時間は18:30
からです。

予定日時: 8月24日

......................................................................
To: SEA SIGOSS 事務局 <sea-sigoss-office@media.osaka-cu.ac.jp>
Subject: [参加申込]SEA & FSIJ Forum
--------------------
SEA & FSIJ 合同 Forum (Jul. 2005) 参加申込書

※氏名(ふりがな): ( )
所属:
連絡先郵便番号:
連絡先住所:
※Tel:
Fax:
※E-Mail:
※種別(該当欄を黒四角(■)に変更してください):
 □ FSIJ会員(正/賛助) (会員No. )
 □ SEA会員(正/賛助) (会員No. )
 □ OSSAJ会員(正/賛助) (会員No. )
 □ JLA会員
□ 一般
先頭に"※"がある項目は必須項目です。他はオプショナル項目です。
......................................................................
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Jason's Library 2005 オープンソース最前線

2005-06-20 | Software
  オープンソースソフトウェア について,新しい情報をまとめたムックが発売された.

 ビジネスの視点からみたOSS,Firefox,OpenSolaris,Linuxに関する歴史的概観,Linux開発者 Linus Torbalds の講演録,石井達夫氏と原田洋子氏の対談,平林俊一氏のインタビュー,大阪大学でのLinuxの大規模導入,OSSライセンス豆知識,推薦図書など盛りだくさんの内容.
 石井さんと原田さんの対談が特におもしろい.

 ソフトウェアの開発や,情報システムの構築に関わっている人には,広くオススメの一冊である.
 プログラミング等の解説ではないので,経営,営業やマーケティングの人にも参考になるはず.


2005 オープンソース最前線

技術評論社

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自由なソフトウェアのための会

2005-06-19 | Software
  昨日(6/18)は, NPO法人 フリーソフトウェアイニシアティブジャパン (FSIJ) の年次総会と,月例会セミナーがあった.
 FSIJは,「個の創造性発揮によって、経済・文化の発展に寄与することを目的に、開発者・利用者を支援し、正しい フリーソフトウェア 概念の普及に努めるとともに、国際シンポジウム開催などの活動を行なう団体」である.


 月例会セミナーは, SEA & FSIJ 合同フォーラムとして開催され,以下の内容であった.

# 私は,FSIJ,SEAの両方の会員である.
# また, オープンソースソフトウェア協会(OSSAJ) の会員でもある.


---------
SEA & FSIJ 合同フォーラム
~開発最前線シリーズ: uimのこれまでとこれから~
~リポート: CodeFest日本2005~


(1) テーマ: uimのこれまでとこれから

話者: 徳永 拓之

多言語入力ライブラリuimの大まかな構造と特徴、最近実装された機能、今後
の課題などについて説明する。また、後半ではかな漢字変換エンジン用辞書を
分散メンテナンスするためのツールについての構想も少し取り上げる。


(2) テーマ: CodeFest日本2005報告

話者: 鈴木裕信、g新部裕 (FSIJ)

さる6月3日から6月4日にかけて開催された「CodeFest日本2005」の報告と今後
の日本における活動についてのディスカッションを行なう。

---------
 uim の講演では,長年の日本語入力システムの問題や多言語の取り扱いについて,色々と考えさせられた.
  CodeFest 日本 2005 には,参加できなかったが,今回詳しい報告を聞くことができた.


 FSIJの月例会は,いつも,フリーソフトウェアに関連する最新の技術や話題について,発表や報告があり,いつも非常に勉強になる.
 
 昨日は,月例会のあと,フリーソフトウェアに興味をもつ様々な経歴の若手のエンジニア,高校の先生ら7人で,近くのファミリーレストランに場所を移して,コンピュータやソフトウェアに関して色々な面白い話しをした.気がつくと,あっという間に3時間が過ぎていた.


 フリーソフトウェアについて,勉強したい方は,まずこの本から.

フリーソフトウェアと自由な社会 ―Richard M. Stallmanエッセイ集

アスキー

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「自由なソフトウェア」のためのフォーラムのお知らせ

2005-05-30 | Software

 6月の SEA(ソフトウェア技術者協会) & FSIJ(Free Software Initiative Japan) 合同フォーラムのお知らせです.

......................................................................


開 催 案 内

SEA & FSIJ 合同フォーラム
~開発最前線シリーズ: uimのこれまでとこれから~
~リポート: CodeFest日本2005~

主催
ソフトウェア技術者協会(SEA)
フリーソフトウェアイニシアティブ(FSIJ)


***************** 開 催 要 領 *****************

1. 日時: 2005年6月18日(土曜日) 13:00~15:00

2. 場所: 東京都文京区本駒込ニ丁目28番8号
文京グリーンコートセンターオフィス
18階 産総研 グローバルITセキュリティ会議室

交通:
*都営三田線千石駅より徒歩4分(A1またはA4出口)
*JR山手線駒込駅より徒歩10分
*JR山手線巣鴨駅より徒歩12分

地図:
   http://www.ipa.go.jp/about/ipajoho/location.html


3. 講演内容

・テーマ: uimのこれまでとこれから

話者: 徳永 拓之

多言語入力ライブラリuimの大まかな構造と特徴、最近実装された機能、今後
の課題などについて説明する。また、後半ではかな漢字変換エンジン用辞書を
分散メンテナンスするためのツールについての構想も少し取り上げる。


・テーマ: CodeFest日本2005報告

話者: 鈴木裕信、g新部裕 (FSIJ)

さる6月3日から6月4日にかけて開催された「CodeFest日本2005」の報告と今後
の日本における活動についてのディスカッションを行なう。


4. 参加費: 無料


5. 申込み方法:下の申込用紙に必要事項をご記入の上、
SEA SIGOSS 事務局 <sea-sigoss-office@media.osaka-cu.ac.jp>まで
E-Mailでお申込みください。

......................................................................
To: SEA SIGOSS 事務局 <sea-sigoss-office@media.osaka-cu.ac.jp>
Subject: [参加申込]SEA & FSIJ Forum
--------------------
SEA & FSIJ 合同 Forum (Jun. 2005) 参加申込書

※氏名(ふりがな): ( )
所属:
連絡先郵便番号:
連絡先住所:
※Tel:
Fax:
※E-Mail:
※種別(該当欄を黒四角(■)に変更してください):
 □ FSIJ会員(正/賛助) (会員No. )
 □ SEA会員(正/賛助) (会員No. )
 □ OSSAJ会員(正/賛助) (会員No. )
 □ JLA会員
□ 一般
先頭に"※"がある項目は必須項目です。他はオプショナル項目です。
......................................................................
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Jason's Library 「建築家」から「ソフトウェアアーキテクト」

2005-05-15 | Software
 ちょっと建築づいていますが,その勢いに乗って.

 「建築家」というのは,単に「建物を設計する」だけではなくて,「哲学者」「思想家」としての側面があると思う.そういう部分も含めて,日本を代表する27人の建築家のインタビューを集めた本書はとても興味深い内容である.駆け出し時代のことや,仕事へのこだわり,建築以外のこと,未来へ視座など色々と示唆に富んでいる.
 建築だけでなく,なにかの「計画」「設計」「デザイン」などに興味があるすべての人に.

建築家という生き方―27人が語る仕事とこだわり

日経BP社

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 もう一冊は,建築とソフトウェアのアナロジーの視点で,ソフトウェアシステム構築における思想家==ソフトウェアアーキテクトについて,そのプロフェッショナルとしての仕事についてまとめている.狭い範囲のソフトウェア工学とは違ったエッセンス興味深いが,建築とソフトウェアのアナロジーにこだわりすぎて,建築とソフトウェアの違いについての視点も必要かもしれない.
 情報システムの「計画」「設計」に興味のあるすべての人,職業としてのソフトウェアの設計等に興味のあるすべての人に.

職業としてのソフトウェアアーキテクト

ピアソンエデュケーション

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OSSAJ「オープンソースビジネス セミナーとパネル討論会」のおしらせ

2005-05-08 | Software
  NPO法人 オープンソースソフトウェア協会(OSSAJ)から,セミナーとパネル討論会のお知らせです.

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      OSSAJ 「オープンソースビジネス セミナーとパネル討論会」
                 参加者募集

主催:(NPO法人)オープンソースソフトウェア協会(OSSAJ)
協賛:(NPO法人)FSIJ、情報通信利用技術普及促進交流機構(AFITS)、
    ソフトウェア技術者協会(SEA)、日本リヌックス協会(JLA)

            ***** 参 加 者 募 集 要 領 *****

 OSSAJでは、当協会主催のセミナーならびにパネル討論会を以下の要領で開催いたします。
 今回の「セミナーとパネル討論会」は、まずオープンソースソフトウェアに対して、基本的にどういう認識をもつべきかについてお二方に実践的なお話をいただき、さらにパネル討論ではご講演を踏まえたうえでビジネス局面での取り組みについて活発に議論していただくという趣旨です。
 またその後には、情報交換を兼ねての懇親会を企画しておりますのでこちらのほうもご参加いただきたくお願いいたします。
 当協会の会員はもちろん、会員でないかがたにも奮ってご参加いただきますようご案内申し上げます。


日時:平成17年5月30日(月) 14:30 - 19:30
場所:アルカディア市ヶ谷(私学会館、JR/東京メトロ 市ヶ谷駅下車)
   住所:千代田区九段北4-2-25、電話:03-3261-9921
   URL: http://www.arcadia-jp.org/acsses/top.htm

プログラム:(敬称略)

◆第一部:講演(14:40-16:20)   穂高東の間(5階)
○受付:(14:10-)
○基調講演-1:(14:40-15:30)
「オープンソースの諸問題」
 風穴 江(株式会社テックスタイル TechStyle編集長/コラムニスト)
 内容:ビジネスやライセンス、コミュニティなどの観点から、オープンソースの文脈で昨今指摘されるようになった種々の問題点について解説、考察する。その上で、それらの根本的な原因として共通する、オープンソースの今日的課題について明らかにしていく。

○基調講演-2:(15:30-16:20)
「オープンソースにおける大学の役割 ~早稲田大学を例として~」
 深澤良彰 (早稲田大学理工学術院教授、早稲田大学オープンソースソフトウェア研究所所長)
 内容:早稲田大学では、教務事務のシステムのすべてを、オープンソースソフトウェアを使用して開発し、提供している。その開発過程で得られた知見と、それをもとに設立したオープンソースソフトウェア研究所のあるべき姿について述べる。

◆第二部:パネル討論会(16:30-17:50)   穂高東の間(5階)
「オープンソースソフトウェアはビジネスを変えるか?」
パネリスト:
・青野 厚子(OSSAJ会員、アスキング代表取締役)
・風穴 江 (株式会社テックスタイル、TechStyle編集長/コラムニスト)
・佃  均(元情報産業新聞編集長、情報通信利用技術普及促進交流機構(AFITS)代表)
・新部 裕(OSSAJ理事、FSIJ理事)
・(司会)杉田 義明(OSSAJ理事、SRA・事業創造P部長)
内容:オープンソースソフトウェアは企業ばかりではなく、政府自治体などでも積極的に採用が進むことが見込まれるが、その意義や認識に関係者の間ではかなりのギャップが存在している。ここではビジネスや開発を推進する観点で、多彩なパネリストから最も目につく問題を提起していただき討論するとともに、会場の参加者も交えて意見を交換したい。

◆第三部:情報交換会:(18:00-19:30)   穂高西の間(5階)


◆申込み方法、参加費
 以下の申込書に記入の上、セミナー事務局まで E-mailまたはファックスをお送りください。追って受付確認のメールを返送いたします。先着順で受付、満員(60名)になり次第受付を終了させていただきます。
 参加費(第1部から第3部まで共通):
  OSSAJ 正会員/賛助会員 3,000円
一般会員 4,000円
  協賛団体(FSIJ、SEA、JLA、AFITS)正会員/賛助会員 3,000円
  一般:5,000円

 ・当日、領収書を用意しております。
 ・請求書をご希望の方は、参加申込に請求書宛先をご記入ください。

◆本開催の問い合わせ先
 電話: 03-5689-9258、Fax:03-5804-1822、E-mail:info@ossaj.org


OSSAJ オープンソースビジネスセミナーとパネル討論会・参加申込書

参加者毎に記入の上FAXもしくは、e-mailにて申込をお願いします。
複数人申込の際には本書をコピーの上申込をお願いします。(*)印は必須項目です。
宛 先 Fax: 03-5804-1822 もしくはE-mailで
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To: conf@ossaj.org
Subject: [5/30 セミナー参加申込]
参加者
    氏名ふりがな(*)
    氏  名  (*)
    所属・団体名
    連絡先住所 〒            
    Tel  (*)
    Fax
    E-mail (*)

申込金額(*)
 金額 3,000円  4,000円  5,000円 (○印で選択してください) :
会員種別(該当欄をチェック、もしくは塗りつぶし(■)てください):
 □ OSSAJ会員(正/一般/賛助)
 □ FSIJ会員(正/賛助) (会員No. )
 □ AFITS会員(正/賛助)
 □ SEA会員(正/賛助) (会員No. )
 □ JLA会員 (会員No. )
 □ 一般

支払い方法(*) いずれかを指定して下さい:
 □ 請求書発行
   請求書宛先名:                            
 □ 当日現金払い
   領収書宛先名:
                            
コメント(セミナー、パネル討論への要望、その他質問などご自由に記入ください):




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