聖火トラック・リレー。
LITERA
五輪放映権持つ米NBCが聖火リレーを「ナチスの伝統」と批判 一方、日本ではリレーのスポンサーバカ騒ぎに批判が殺到もマスコミは沈黙
植草一秀の『知られざる真実』の記事に大賛成。
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2021/03/post-93f35e.html
岐路に立つニュージーランド:2021年外交政策の難題
中国に、より忠誠な立場にたって、ウェリントンは、オーストラリア-中国紛争にしり込みしないと決めた。オーストラリア-中国貿易戦争の絶頂に、2021年1月、ニュージーランドのダミアン・オコナー貿易・輸出振興担当大臣は、オーストラリア-中国関係で緊張を緩和する措置をとり、オーストラリア貿易大臣を、北京に対する「より外交的な」「尊重する」「言葉遣いに注意深い」中国との対話を呼びかけた。この提案を、オーストラリア側は複雑な心境で受けた。特に、ニュージーランドが、アメリカ、イギリス、オーストラリアとカナダを含むファイブ・アイズ、UKUSA協定メンバーだという条件のもとで、オコナー発言は、オーストラリア官僚に懸念を引き起こした。ウェリントンは、以前にも、キャンベラと北京間の相違解決を助けるため、調停者役を務めようと申し出たが、これまでのところニュージーランド側の試みは失敗している。
いずれの場合も、ニュージーランドは、欧米放送局が広める「中国の脅迫」について、この地域で最も近い隣人オーストラリアより遥かにくつろいでいる。世界的な一時封鎖によって受けた大きな打撃後、経済再構築を目指しているので、コロナ流行後時代にさえ、イデオロギーと貿易のバランス維持は、ニュージーランドにとって極めて重要だ。オセアニアでの活動を強化する北京は、ニュージーランドの国益に対する潜在的脅威と見なされ続けるだろうが、ウェリントンは、中国と、相互に一層有益な経済関係促進の取り組みを続けるつもりだ。これまでのところ、この小さな南太平洋国家は「中国の脅迫」について、いかなる公的表明を急いではおらず、この天朝との協力で恩恵を得ようとしている。二国間関係の閉鎖性は、メンバーが、ニュージーランドを最も中国の影響力を受けやすい「グループの弱点」と考えるかもしれないファイブ・アイズUKUSA協定における、ニュージーランドの立場に悪影響を及ぼす。これは更に、この「素晴らしい」国を当然その影響圏内に引き入れる好機を失うはずのない中国と、より密接な協力にさえニュージーランドを押しやりかねない。
ピョートル・コノワロフは政治評論家、オンライン誌「New Eastern Outlook」独占記事。
記事原文のurl:https://journal-neo.org/2021/03/24/new-zealand-at-a-crossroads-foreign-policy-challenges-in-2021/
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2021/03/post-93f35e.html
2021年のダボス会議の演説でプーチンと習近平が示したのはもうひとつの未来像だった