霊の「関東……もとい、長州ウォーキング」

「関東歩き旅」の続編で、「長州歩き旅」を始めました

「アートふる山口」をぶらり

2009年10月03日 | 山口の名所

2009年10月3日(土)
萩往還の続きを歩く予定にしていたが、今週は週の後半が雨模様だった関係で、濡れた萩往還は急坂が危ないので取りやめて、「アートふる山口」なるイベントが開催されている山口市内を散策することにした。

自宅からJR山口駅まで(国道9号線沿いの道程で約15km)、ぶらぶらと自転車で散策した。朝田の国道脇では、まだ彼岸花がしっかりと咲いていて、その後側では風に揺らめくコスモスが、これまたきれいだった(写真①)。
大歳では、2年後の山口国体に向けて工事中の陸上競技場を取り囲むフェンスに、地元の中学生や大学生が描いたペインティングを、ゆるりと鑑賞した(写真②)。大学生の作品も確かに技巧的には立派みたいだが、オイラは、中学生のこの作品の方に熱気を感じた。
約1時間20分位でJR山口駅に到着し、駅前に自転車を停めて、ここから歩き始めた。

「アートふる山口」(http://www.artfull.gr.jp/index.html)は、今年で第14回目になるそうで、山口市内の一の坂川から竪小路筋周辺の民家やお店を、小さな美術館に見立てて、色々な展示品を公開するイベントだ。
駅通りから米屋町アーケードを抜け、西京橋から一の坂川沿いをぶらぶらと往復。お茶屋橋まで舞い戻った後は、銭湯小路を横切って久保小路に入り、竪小路を北上。伊勢大路から野田神社・菜香亭でまた折り返して、石原小路の途中から龍福寺へ入り、大殿大路から錦小路へ出て、県立図書館からパークロードを抜けて、また山口駅へ戻った。
こうして書いてみると、「西の京」に相応しい地名が今でも沢山残っているものだと、改めて感心する。「泉都町」や「緑町」なんぞと言う、後から取って付けたような町名は早々に止めて、旧町名に是非戻して欲しいものだ。

イベントの内容は公式HPをはじめ色々な方のブログなどでも、既に沢山記事が公開されているので詳しくはそちらを見てもらうとして、意外にWeb上でも注目されていないのが写真③の木製ガンダムだ。山口市秋穂二島にある藤山建具店の職人さん達が55日もかかって製作したそうだが、それはそれは精巧で立派な代物で、とても木で全部作られているとは思えないほど見事だ。お台場のガンダムは既に解体されたようだが、それに決してひけをとらない、建具職人の心意気を感じる作品であることは間違いない。しっかし、藤山社長も酔狂だけど、こんな人が山口にいることは、とても嬉しく思うなぁ。

山口駅前からはまた自転車に乗って、今度は椹野川(ふしのがわ)沿いの自転車道を通って(約16kmの道程)帰宅した。延べ、自転車が2時間半と、歩行が3時間半の一日だったが、5時間連続のウォーキングよりも少し疲れたような気がするぅ。



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