横須賀と、ついでに鎌倉も…

⇒岡村家一族　２００８年６月２１日（土）
朝から小雨がしとしとと降り続いていたが、梅雨だから当たり前かぁと思い、片道２時間掛けて久しぶりに横須賀まで出掛けた。ＪＲ横須賀線の衣笠駅に降りたって、駅からハイキング「海風を感じながら自然を歩く、横須賀ウォーキング」に参加した。
衣笠駅⇒衣笠神社⇒衣笠山公園⇒横須賀市立しょうぶ園⇒衣笠駅と辿る、僅か２時間余りの短いコースだ。本来なら、衣笠城趾と大楠山山頂がこれに加わる筈だったが、昨夜来からの雨で道の状態が悪く、主催者判断で短縮となったとのことで、これは致し方ない。
しょうぶ園は、市立公園ということで余り期待していなかったがさにあらず、ここ数年内に訪れた中では、花の綺麗さも手入れの良さも規模も、抜群のところだった。小雨の中でも、多くの茜襷（あかねだすき）の人が入念に手入れをしている様は、仕事とは言えご苦労様と言いたくなる。お陰で、心が洗われるような、そして何故か妖艶なしょうぶを堪能させてもらった（写真上）。去年の梅雨時は、紫陽花の名所をあちこちと訪ねたが、今年は花しょうぶばかりを見に行っているような気がする。
衣笠駅でゴールはしたが、まだお昼過ぎでたっぷり時間が余ってしまい、雨も小やみになったので、県道２６号（三崎街道）を北上して京急横須賀中央駅まで歩いてみた。このあたりも以前にゆっくり歩いているので、そのまま横須賀街道を西進し、ＪＲ横須賀駅まで足を伸ばした。ここから帰宅しようとしてＪＲ横須賀線に乗ってはみたが、何となく歩き足りないような気がしたので、急遽、鎌倉駅で下車した。
予想をしてはいたが、特に江ノ電乗り場の大混雑振りはどうだ。スイカ／パスモでも乗れるはずなのに、乗車券売場と改札口に溢れんばかりの人混みが滞留しているではないか。ここはさっさと見過ごして市役所通りを西進し、トンネルを二つくぐってから左折して長谷地区へ向かう。所謂「長谷地区」の「あじさいの小径」をはしごしてみることにした。
高徳院（鎌倉大仏）⇒光則寺⇒長谷寺⇒御霊神社⇒成就院⇒極楽寺と辿ってみた。よくある観光マップでは、まず江ノ電で極楽寺駅へ行くのがパターンなので、ちょうど逆のコースを辿ることになる。中でも比較的人が少なくて、ゆっくりと紫陽花を愛でることができるのは、御霊神社の本殿裏に広がる小径だろう。その他のメジャーなところは、確かに紫陽花も素晴らしいけれど、その分、観光客の人いきれが途切れることはない（写真下・成就院）。
極楽寺からは、江ノ電沿いをぶらぶら寄り道しながら１時間足らずで鎌倉駅に到着し、ＪＲで帰宅することにした。延べ、５時間半の３６，３９４歩だった。