霊の「関東……もとい、長州ウォーキング」

「関東歩き旅」の続編で、「長州歩き旅」を始めました

石岡市(茨城県)って、古は国府だったんだ!

2008年06月14日 | 関東の旅(群馬県・栃木県・茨城県)

⇒岡村家一族 2008年6月14日(土)
今日のJR駅からハイキングは、「常陸風土記の丘ゆりまつりと歴史を訪ねる旅」と題した、茨城県中部石岡市だ。
JR常磐線石岡駅西口をスタートして、⇒平福寺⇒府中誉(酒造)⇒中町の登録文化財⇒常陸国總社宮⇒府中城の土塁跡/石岡の陣屋門⇒常陸国分寺跡⇒常陸国分尼寺跡⇒常陸風土記の丘と巡る、約3時間のコースだ。
奈良時代最盛期の天平年間に国分寺や總社宮が置かれて以来、戦国時代の天正年間に豪族の大掾氏が破れて一切が廃塵に帰すまでの800年余り、常陸の国の中心として栄えた町が、ここ石岡らしい。そのせいかどうか、寺社以外の街並みにも、歴史を感じさせる風情が各所に残っている、というか、大事に残されているように見受けた。「中町の登録文化財」にも、行政と住民が一体になって歴史を後世に伝える努力をしていることが、よく分かる。
こんなに歴史のあるまちの名前が、明治政府が勝手に決めた「石岡」と言うのも、何だか勿体ない気がする。江戸時代までの呼び方通り「常陸府中」の方が、よっぽどピッタリ来る気がするのだがねぇ。ま、余計なお世話だが。
また、毎年9月に行われる總社宮大祭の「石岡のおまつり」も、この人口8万人余りの小さな町で40台以上の山車や幌獅子が繰り出すと言うから、驚きだ。因みに、「常陸風土記の丘」には、日本一の獅子頭と書いてあるとてつもなく大きな獅子頭が鎮座している(写真上)。中に入ることもできて、ぱっくりと開いた口から外を眺めると丘を一望できる(写真下)仕組みだ。
常陸風土記の丘を散策したあとは、無料送迎バスで再度石岡駅に戻り、水戸街道(国道6号線)を南下してみることにした。暫くは国道を歩いてみたが、トラックなどの交通量の多さに閉口して、かすみがうら市に入ってからは常磐線と国道との間の小径を歩くことにした。神立駅近くを通過して更に南下し、3時間後に、漸く土浦駅に到着し、ここからJRで帰ることにした。石岡駅からはたった二駅だが、このあたりは駅の間隔がやたら長いので、二駅でも3時間かかったことになる。…フゥ。延べ6時間半余りのウォーキングで、47、472歩だった。



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