霊の「関東……もとい、長州ウォーキング」

「関東歩き旅」の続編で、「長州歩き旅」を始めました

鶴見から川崎(その2)

2007年05月26日 | 関東の旅(神奈川県)
「電気の史料館」は、前から一度行ってみようと思いつつなかなか行けなかったところで、今回のコースに入っていて、おまけに「駅からハイキング」参加者は入場料(300円)が無料ということで、喜び勇んで入場した。
紀元前に始まる、磁石や静電気の発見から、16世紀頃から発達し始めた電気科学の過程、そして、江戸時代後期からの日本の電気発展の道のりを、順序立てて知ることができる、とても面白い展示が続く。
特に、水力発電⇒火力発電⇒原子力発電と、発電の方法が様変わりする様子が、その時代の発電機などの貴重なカットモデル(写真)で分かり易く展示してあるので、所謂「電気フェチ」(…そんな奴いたか?)は、堪らなく興奮するはずだ。
面白いのは、産業革命以降、当初は蒸気機関による「蒸気自動車」が盛んに開発されたが、手間が掛かる割には効率があまり良くないので、次世代の動力として、当時現れた蓄電池を使った「電気自動車」が期待されたとのことだ。但し、これもコストや容量の問題でなかなか実用化に至らず、その内、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどの内燃機関が発達してきたので、それに取って代わられて、電気自動車は一気に衰退していったのだそうな。
そして現代。リチウムイオンなどの新型蓄電池によって、甦るように電気自動車が注目されていると言うのも、歴史の皮肉と言うべきか。
結局、ここだけで一時間以上も、館内をウロウロしてしまった。………と言うことは、オイラも「電気フェチ」だったのか…(爆)

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