ブレーキのない競技用自転車で公道を走ったとして、福岡区検が福岡市内の20歳代男性を道交法違反(制動装置不良)で略式起訴し、福岡簡裁が罰金6000円の略式命令を出していたことがわかった。
県警によると、自転車の運転手に道交法違反を適用し、略式命令が出たのは県内初という。
略式命令は12日付。県警の発表によると、男性は昨年11月、同市南区の市道で、ブレーキを取り外した自転車を運転したという。元々ブレーキはついていたが、昨年7月に壊れたため撤去。男性は「アルバイトに遅れそうになり、乗ってしまった」と話していたという。
男性は同9月にも、同市中央区で同じ自転車を運転して県警に交通切符(赤切符)を切られ、福岡区検が「今後はブレーキのない自転車に乗らない」との誓約書を書かせた上で不起訴(起訴猶予)としていた。
(2011年1月20日09時46分 読売新聞)
県警によると、自転車の運転手に道交法違反を適用し、略式命令が出たのは県内初という。
略式命令は12日付。県警の発表によると、男性は昨年11月、同市南区の市道で、ブレーキを取り外した自転車を運転したという。元々ブレーキはついていたが、昨年7月に壊れたため撤去。男性は「アルバイトに遅れそうになり、乗ってしまった」と話していたという。
男性は同9月にも、同市中央区で同じ自転車を運転して県警に交通切符(赤切符)を切られ、福岡区検が「今後はブレーキのない自転車に乗らない」との誓約書を書かせた上で不起訴(起訴猶予)としていた。
(2011年1月20日09時46分 読売新聞)