ポータブルレコーダー

僕がニニ・ロッソのコンサートに行っていたころ、何とか会場の音を録音したいと考え、1984年ごろから録音可能なウォークマンタイプのカセットレコーダーを入手してこっそり会場に持ち込みました。
その後、内臓マイクの音質に不満だったのと、モーターの音を内臓マイクが拾ってしまうことがイヤになり、外部マイクを準備し、足元において録音しました。

これでかなり音はよくなりましたが、それでもいつも小型のカセットタイプの機械の限界を感じていました。

やがてニニのコンサートに行くことが無くなって、それと同時に生録には全く興味を失っていたのですが、最近また録ってみようかなという気分になっています。

宮城の演奏会が決まって何かいい録音機は無いかとあれこれ探したあげく、EDIROL　R09という機械を購入したことがきっかけです。
試しにあれこれ録音してビックリ！、音が素晴らしく良い上に恐ろしく軽い！きちんとレベル調整と設置をするとまるで耳で聞こえるままという感じで録音できます。

以来、昔ほどではありませんが、ときどき（いつもではありませんが・・）生録もするようになりました。

それにしても、ニニの全盛期にこんな機械があったら、絶対にレコードでは聴けないニニのコンサートでの物凄い演奏が残せたのにと、ちょっと残念な気持ちになってしまいます。
仕方ないことですが・・