エフェクト

トランペットをオンマイクで吹く時のエフェクトをどうするか？というのは、僕にとっていつも悩みの種です。
エフェクトは人によっては不要だと言われるかもしれません。
また、音楽のジャンルによっても違います。
クラッシック奏者はマイクを使うこと自体が稀ですし、トランペットの生音とホールの響き以外の音を付加する事には違和感があるかもしれません。
JAZZの奏者は多くの場合、マイクを使用しますが、エフェクトはごく控えめなものですし、時にはエフェクトなしという事もあります。
エフェクトを積極的に使う場合の多くは、上記以外の大衆音楽という事になりますが、問題は音質が良く、効果的で、操作がシンプルでコンパクトなものがあまりに少ないことです。

今は、パワードミキサーに搭載されているものを長年使っていて、それなりに気に入っているのですが、このエフェクトはすでに生産終了しており、現行商品には搭載されていません。現行品のエフェクトは全般チープなものに変わっていて、代わりに使えるようなものは搭載されていません。

また、自前の機材を使用できない事もあります。
主催側で準備したPAを使うような時です。このようなケースでは、捜査しているのは全くの素人の音響担当か、せいぜい電気屋さんレベルで、例えば結婚式の披露宴会場のようなところでもまともな音が出たことは一度もありません。
酷い時にはBGMが自動的にミュートされてしまう司会用のマイクを使わされることもあります。

色々と思い悩んだ挙句、やはりミキサーからエフェクトは独立させるのが良いと結論し、あれこれ機材を検討し始めました。
で、最近そろえた機材が、

TCHELICON　R1（リバーブ）
TCHELICON　E1（ディレイ）
これにワイヤレスマイクの受信機をセットすれば、何処でも自分好みのサウンドで演奏できる・・はずです。




音はまた改めて・・