僕は最近の演奏では大抵、どんな規模の会場でもPA(拡声装置)を使っています。
最近のPAは本来の音声を拡大するというよりは、演奏上の効果を狙って使われることが多いものです。
特に、大衆音楽においては、小さなカラオケボックスでも普通にマイクで歌うのと同様に、僕はマイクを使います。
ただし、少し条件があります。
一つは、マイクと相性のいい音であること、俗に「PA受けする音」といわれるように相性があるようです。クラッシクの歌手の発声が意外とマイク受けが良くないことがあるようにトランペットにも、これがあるようです。
良く分かりませんが僕の音は、マイクと相性が良いようです。
もう一つは、PAを使うんだったら本気で使うことです。
会場が大きめなのでちょっとマイクを使って、などという使い方だとたいていはうまくいきません。中途半端に使うと、まず無い方がよっぽどいいということになります。
PAを使うなら、PAも楽器の一部だと思って練習、少なくともしっかりとリハーサルをすることです。
マイクとの距離がどのくらいだったらどんな音がするか?とか、
バックとのバランスはどうか、どんなリバーブが自分の音や曲、会場に合うのかとか、充分に使いこなしを身に着けることが必要です。
ニニ・ロッソのコンサートでは、充分時間をとってリハーサルがされていますし、演奏上もかなり気を使っているのが分かります。曲によってはかなりマイクから距離をとって吹いたり、わざと遠くから音をだしながらマイクに近づいていったり、PAを楽器のように使いこなしていました。
ワイヤレスシステムの場合は、こんなことはできませんが演奏の自由度は高まります。
トランペットの音は指向性が強く、ベルからちょっと外れると音が全然変わって聞こえてしまいます。
ワイヤレスマイクを楽器に固定するとどんな方向で吹いても一定の音が確保されるメリットがあります。
野外での演奏なんかではものすごく便利です。
デメリットとしては、どんなワイヤレスマイクも音質はワイヤードマイクにはかなわないこと、電波的なノイズを拾う可能性があることなどです。
ちなみにニニ・ロッソは、1983年までは完全にワイヤードマイク1本、1984年は、ワイヤレスと半々、1985年以降は全てワイヤレスを使っていました。
おそらく、ワイヤレスマイクの音がニニの納得できる音質にまで進歩するのを待って採用したのだと思います。
最近のPAは本来の音声を拡大するというよりは、演奏上の効果を狙って使われることが多いものです。
特に、大衆音楽においては、小さなカラオケボックスでも普通にマイクで歌うのと同様に、僕はマイクを使います。
ただし、少し条件があります。
一つは、マイクと相性のいい音であること、俗に「PA受けする音」といわれるように相性があるようです。クラッシクの歌手の発声が意外とマイク受けが良くないことがあるようにトランペットにも、これがあるようです。
良く分かりませんが僕の音は、マイクと相性が良いようです。
もう一つは、PAを使うんだったら本気で使うことです。
会場が大きめなのでちょっとマイクを使って、などという使い方だとたいていはうまくいきません。中途半端に使うと、まず無い方がよっぽどいいということになります。
PAを使うなら、PAも楽器の一部だと思って練習、少なくともしっかりとリハーサルをすることです。
マイクとの距離がどのくらいだったらどんな音がするか?とか、
バックとのバランスはどうか、どんなリバーブが自分の音や曲、会場に合うのかとか、充分に使いこなしを身に着けることが必要です。
ニニ・ロッソのコンサートでは、充分時間をとってリハーサルがされていますし、演奏上もかなり気を使っているのが分かります。曲によってはかなりマイクから距離をとって吹いたり、わざと遠くから音をだしながらマイクに近づいていったり、PAを楽器のように使いこなしていました。
ワイヤレスシステムの場合は、こんなことはできませんが演奏の自由度は高まります。
トランペットの音は指向性が強く、ベルからちょっと外れると音が全然変わって聞こえてしまいます。
ワイヤレスマイクを楽器に固定するとどんな方向で吹いても一定の音が確保されるメリットがあります。
野外での演奏なんかではものすごく便利です。
デメリットとしては、どんなワイヤレスマイクも音質はワイヤードマイクにはかなわないこと、電波的なノイズを拾う可能性があることなどです。
ちなみにニニ・ロッソは、1983年までは完全にワイヤードマイク1本、1984年は、ワイヤレスと半々、1985年以降は全てワイヤレスを使っていました。
おそらく、ワイヤレスマイクの音がニニの納得できる音質にまで進歩するのを待って採用したのだと思います。
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