和泉の日記。

気が向いたときに、ちょっとだけ。

「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん『i』」読了。

2009-07-28 00:03:36 | 読書感想文。
外伝的短編5作が詰まった、シリーズ初の短編集です。
基本、「ぼく」の過去の話。
例の監禁事件の後、社会復帰するまでの話です。

全体的に、恋日先生が良い味出してる。
まだ先生やってる頃の恋日先生は、不真面目なんだけどマジメで、熱血で優しくて
医者にはまるで向いてない感じで、可愛らしいです。
ぼくはぼくで、ガキのころから見事な嘘つきっぷりを発揮。
何で「嘘だけど」が口癖になったのか、というどうでも良い理由が明かされたりもします。

っていうか!
最終話で、ぼくの本名出ちゃったんだけど!
あれも「嘘だけど」とは言わないよね?それ以外のキャラは全部正しかったし。
そもそも、予想通り(過ぎるくらい予想通り)の名前だったし。
しかしねぇ・・・。
昔、ジャンプに同名のヒロインが出てくる恋愛漫画があったなぁ。
――ということを思い出しましたとさ。

あ、あと、最終話についてもういっちょ。
「みんなが壊れてなかったら」
というifストーリーですが、これ序盤の辺りで恋日先生死んでるよね!?
ひでぇ!
・・・いやまぁ、確かにうっかり死にそうだけどさ、あの人。
コメント
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