岩倉高等学校 放送部

東京都台東区上野にある岩倉高等学校・放送部のブログです(創部1958年)

NHK杯全国高校放送コンテスト東京都大会決勝 結果

2021年06月15日 | 活動

昨年中止になったNコン。今年は生徒の集まらないデータ審査になったものの開催されることになり、一昨日無事都大会決勝が終了しました。

場所はおなじみの永田町の千代田放送会館。ここは中学のNコン会場としても使用されているある意味「聖地」です。従来だと詰め掛けた生徒や顧問の先生が大勢いる中で決勝特有の静けさが支配する空間なのですが、今回は6名の審査員と数名の運営の先生だけで粛々と審査を進めていく形になりました。

では肝心の結果です。全国大会に3部門出場することが決まりました。
朗読部門 1名(2位)
ラジオドキュメント部門 「想いを引き受けて」(1位)
テレビドキュメント部門 「ツイン・リサーチ」(3位)

昨年の大会中止のブランクを除けば4年連続で全国大会に出場。しかしデータ審査なので全国から出場生徒は集まりません。つまり、リアルのアナ朗生徒の実演も、番組の再生上映もかなわないということです。推薦出場の喜びは当然ありますが、交流機会はないという事実に寂しさを感じざるをえません。都大会もそうでしたが、何とかそんな音声や映像記録を聞いたり見たりすることのできる機会が作れるといいなあと。

これで3年生にとって最後の予選大会が終わりました。思い起こせば彼らが1年の時はラジオドキュメントと校内放送研究発表の2部門が全国大会に出場できたものの、引率されてちょっと会場に行ったという程度のものでした。いよいよ自分たちもというスタンスで迎えた昨年は大会中止。その点で初めてのNコン参加という感覚だったはずです。
今回の都大会の総合順位は2位(出場50校中)。他校の3年生もほぼ似た感じだったのでしょうが、私としては彼ら彼女らの特段の意地がその順位に持ち上げてきた要因ではないかと考えています。


ようやく梅雨入り。しばらくすっきりしない天気と晴れない心持になる期間となります。しかし、文化祭の準備、夏休みの予定、さらに1・2年生と来年の東京総文につながる秋の高文祭について相談していかなくてはなりません。こう考えると私たちは泳いでいないとならない「マグロ」みたいだなあなんて思ったりします。

コメント
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