社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

6月25日(土)

2011年06月26日 01時37分16秒 | 2011年

  9時起床。午前中はDVD鑑賞。相変わらず、「Dr.HOUSE」が面白い。医療系のドラマでは、これと「Grey's Anatomy」が飛び抜けている。私は医療系や犯罪捜査系のドラマを特に好むが、これらの分野では日本よりアメリカの作品のほうがレベルが高い。また、アメリカのドラマはシーズンを重ねるごとにレベルが下がるということがあまりない。これはおそらく、向こうでは簡単に打ち切りがあるため、以前の焼き直しのような手抜きが許されないからだろう。ただ、その反面せっかくハマッたドラマが中途半端に打ち切られるという機会も多いので、どちらの環境が良いかは一概に言えない。

  昼食は、「FEEL BURGER」というハンバーガー屋のデリバリー。どうやら、有名なハンバーガー屋から独立した方が始めたお店らしい。初回ということで、最もオーソドックスなハンバーガーとホットドッグを注文。デリバリーなので若干見た目は崩れているが、味はなかなか美味しい。特に、ホットドッグにはみじん切りにしたピクルスが大量にのっていて、食感も味も私の好みのものだった。他にも様々な種類のハンバーガーがあるので、今度は直接お店に行ってみようかと思う。

  午後は、日本ハムvs.ソフトバンクの試合を見る。結果は、3-1で日本ハムの勝利。先発の武田勝投手の調子がイマイチだったので序盤はヒヤヒヤしたが(それでも5回1失点でまとめるのだから大したものである)、相手のミスを逃さず効果的に点を取ることが出来ていたし、リリーフ陣も恐ろしいほど安定していた。彼らが今の状態を保っている限り、このチームが大きく沈むことはないだろう。ボール変更の効果もあって投高打低となっている今シーズンは、日本ハムやソフトバンクなど、投手力の高いチームにとって非常に有利である。

  夕食は、カレー。おそらく多くの人が同じことを思っているのだろうが、カレーは我が家のものが一番美味しい。昨今はインドカレーが広まり、私もナンが好きでよく食べるが、やっぱりカレーは「カレーライス」でないと。


6月24日(金)

2011年06月25日 00時48分39秒 | 2011年

  6時起床。3日連続同じ書き出しになるが、暑い。熊谷では39.8℃を記録したとか。確かに熊谷は夏になるとこれぐらいの気温になるが、まだ6月だ。今年の夏を無事に乗りこえることが出来るか、本気で心配になってきた。

  今日は、ひたすら事務作業。最も基本的な書類の作成に取り組んでいたのだが、「最も基本」と言いつつも、まだまだ知らない「例外」がある。こればかりは事前に知識として詰め込むわけにはいかず、実際に経験することで身につけるしかない。だから、この手の作業は量が大切なのだ。そう考えると、まだ完璧ではないまでも、昨年まだ意味もわからないうちから数多くの書類を作ったことが、今活きているのかもしれない。

  昼食は、昨日に引き続き「濱新」で。今日は、「牛やな定食」を食べる。牛肉と玉ねぎ、牛蒡が卵でとじられているのだが、玉ねぎと牛蒡がシャキシャキして美味しく、濃い目の出汁とも合う。やっぱり、ここの料理はどれをとってもクオリティが高い。

  その後、少し時間に余裕があったので、「ベローチェ」で珈琲ゼリーを食べる。こちらも美味なり。シャノアール系列のお店は他と比べてソフトクリームの質が高いような気がするのだが、気のせいだろうか。

  夕方、少し時間に余裕があったので、先日の会議でコンサルタントの方から頂いた本を読む。内容は事業承継に関するもので、一般の経営者向けに書かれているため、非常にわかりやすかった。また、うちの組織では、今更ながら「もしドラ」こと『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』が流行っている。私も先輩から読むよう勧められていて、帰りに本屋へ寄ったのだが、結局買わなかった。というのは、その本屋では「もしドラ」の隣に「SPA!」(週刊誌)が置かれていて、そっちの特集に目を取られてしまったからである。その特集とは、「女を虜にするSEX革命マニュアル」。当たり前のことだが、私はマネジメントよりもSEX革命に興味がある。まあ、そうは言いつつも、結局こちらも買ってはいないのだが…。この手の週刊誌って、明らかなアダルトメディアよりも手に取りづらいように感じる。私だけだろうか。

 


6月23日(木)

2011年06月23日 22時25分56秒 | 2011年

  6時起床。昨日に引き続き、暑い。6月に30℃を超えるなんて、子どもの頃は考えられなかった。やはり、地球温暖化が進んでいるのだろうか。午前中は、セミナー情報をホームページにアップしたり、中小企業庁のメルマガに載せてもらう手続き等、広報活動を行う。

  昼前から出張に出て、まずは「濱新」で昼食。さすがに名物の鰻を食べる元気はなかったので、6月限定の「あじ刺身丼」を食べる。これが、予想以上に美味しかった。元来私は温かいご飯の上に刺身を乗せること自体が嫌なのだが(だから刺身丼より刺身定食を好む)、不思議とこの刺身丼は違和感なく食べることが出来た。

  卸商業団地のBCP策定委員会に参加し、各社の進捗状況を伺う。やはり、直接的に売上や利益に関わらないこの手の(守りの)取り組みに対しては、企業によって大きな温度差が生じる。大震災の直後でこれなのだから、そうでなければ全く興味がないという企業も数多く出てきただろう。しかし、だからこそ専門家や事務局の手腕が問われるわけで、実際彼らはかなり上手にこの事業を進めているように見受けられる。私もこういうスキルを身につけなければならない。

  16時過ぎに帰社。これまで、うちの組織には埼玉から通っている職員が私を含めて3名いたのだが、それが突然来月には私1人になってしまうことが判明した。4月に入社した後輩は、元々1人暮らしだったこともあって早くも神奈川に転居済み。入社以来4年近く埼玉から通っていた先輩も、結婚を控えて来月神奈川に引っ越す。おかげで、一気に追い込まれてしまった。しかし、諸々の事情もあって、今すぐに引っ越すという選択肢はない。もうしばらくは、上の方々からのプレッシャーをのらりくらりとかわし続けることになるだろう。

  20時半過ぎに帰宅。暑さのせいで、体が重い。早くも夏バテだろうか。こういう時は、さっさと寝るに限る。


6月22日(水)

2011年06月22日 23時24分18秒 | 2011年

  6時起床。今日は一気に気温が上がり、駅まで歩いただけで額に汗がにじんだ。日差しもかなり強くなり、湿度も高い。ついに本格的な夏が来たのだろうか。

  午前中は、ISO14001の内部監査の準備。過去の記録やプログラムを読み、自分なりに質問項目をまとめる。これがハマると案外面白い作業で、必要以上に質問することが増えてしまった。しかし、実際には、うまくはぐらかされ、立場的にあまり厳しく突っ込むことも出来ず…となることが目に見えている。いっそ空気を読まずに一発かましてみようかと思う部分もあるのだが、まあそんな勇気はない。

  昼食は、隣の部の部長と韓国料理屋で。普段から一緒にご飯を食べているのだが、2人だけというのは初めてである。彼はうちの組織で最もグイグイ仕事を推し進めるタイプの方で、それには賛否両論あるのだが、私は尊敬している。そんな上司を独り占めして話を聞ける滅多にないチャンスということで、非常に充実した時間だった。彼の先を見据える力と周りを巻き込む力を、私も何とか手に入れたい。

  その後、そのまま県庁へ。昼休みの終わる前に到着してしまったので、目の前のベローチェで珈琲ゼリーを食べながら時間調整。暑い中を歩いた後に食べるソフトクリームは、文句なしに最高である。

  県庁と市役所を回り、オフィスに戻る。その後は支援先や専門家の方々との連絡・調整をしたり、事務処理をして過ごす。

  20時前に帰宅。すぐに、録画しておいた清水エスパルスvs.川崎フロンターレの試合(@日本平)を見る。結果は、2-3の敗戦。0-2から前半で追いついたところまでは素晴らしかったが、後半相手が1人退場になり数的優位に立ったところから完全にリズムが崩れ、最後は1人少ない相手に点を取られてしまった。しかし、一番の問題はその失点ではなく、数的優位に立ってから攻めきることが出来なかったことである。疲れからなのか、精神的な余裕からなのか…とにかく足が止まってしまった。相手より1人多い状況になって調子が崩れるというのも不思議な話だが、逆に1人多いからといって単純に試合を優位に進められるというほどサッカーは甘くないのかもしれない。とにかく、非常に悔しい敗戦である。唯一の救いは、今日の試合を観に行かなかったことぐらいだ。午後に1時間だけ時間休を取って参戦しようか迷ったのだが、今日に限って言えば躊躇して正解だった。


6月21日(火)

2011年06月21日 23時41分16秒 | 2011年

  6時起床。京浜東北線の大森-蒲田間で発生した人身事故の影響で、しばらく駅のホームで立ち往生。結局、何とか赤羽まで出て湘南新宿ラインに乗り、30分ほどの遅刻で出勤する。家を出たのが6時40分で、職場に着いたのが9時半。3時間弱の通勤は、さすがに堪えた。

  午前中に、製造業の社長さんが3名来会され、今期の事業について打ち合わせを行う。その中で、今夏の節電についての話が非常に印象に残った。製造業を営む中小企業においては、多くの場合、その消費電力の80%は製造ラインを動かすための動力に使われている。つまり、政府が言うような15%の節電を実施しようと思うと、否が応でも製造ラインに影響が出る。それはもちろん、生産の停滞を意味する。しかも、ここで言う15%は総使用量の15%削減ではなく、ピーク時使用量の15%削減であるため、状況は非常に厳しい。やはり、一律15%の削減という目標には無理があるのだ。

  また、中小企業で複数の元請から仕事を請け負っている場合に、一部の元請が節電の影響で営業日を変更すると、非常に困った事態になる。元請の休みが土日だったり火水だったりとバラバラになることによって、確固たる休日を確保することが難しくなるのだ。休日が確保できなければ、労基法の問題が発生したり、従業員の割増賃金等のコストが掛かったりする。仮に気にせずこれまで通り休日を確保したとしても、これまでは同じタイミングで2日間休めていたため週5日間のやりとりが可能だったものが、場合によっては週3日しか連絡が取れなくなってしまうため、緊急事態を想定して在庫を多めに確保しておく必要が生じる。当然ながら、在庫過多は大きなリスクである。それ以外にも、主婦パートを週末に働かせることが困難だったり、小さな子どものいる従業員が土日に子どもを保育園に預けられるかどうかなど、問題は山積している。「電力需要を均等にするために休日をずらせばいいじゃん」という発想は、あまりに安易なのだ。このように見てみると、現行の節電政策はうまくいきそうにないし、無理に押し通した場合にはかなりの弊害が生じるように思われる。この難問にどう対応するか、それは間違いなく喫緊の課題である。

  午後は、ISO14001の内部監査に関する会議。当初は1時間のつもりが、結局3時間近く掛かる。しかも、普段会議室は空調が切られている(ナンセンス!)ので、かなり体力を消耗した。

  20時半前に帰宅。電車の中で、『夜と霧(新版)』を読み終える。一言でいえば、非常に考えさせられる本だった。自身の収容所体験を、単なる体験記ではなく心理学者として分析し、なおかつ一方で単なる心理分析のレベルには留めていない。強烈なリアリティと一歩引いたところから見た分析が見事に共存している。この本を読んで私が感じたのは、人間の環境への適応力の強さである。例え精神的な豊かさや人間性を徐々に失っていっても、もしくはむしろそのことによって、生きることに没頭する人間の姿は、かなり衝撃的である。しかし、私がそこから考えるのは、「どんなに苦しい状況に置かれても、(生きる目的さえあれば)人間は生きてける」という前向きなことではなく、逆に「今苦しみながらも何とか生きていられるからといって、それが現状を肯定することにはつながらない」ということである。ちょっとうまく言葉に出来ていないか。要するに(日常生活に置き換えてみると)、今とある問題(ストレス)を抱えながらそれでも普通に生活しているということと、その問題が深刻なものかどうかは関係ないかもしれない、ということである。普通に生活しつつも今まさに抱えているこの問題が、もしかしたら非常に深刻なものかもしれない。この本の本旨からはかなり逸れるかもしれないが、こう考えることによって、今の自分(が置かれている状況)について別の角度から捉えることが出来るような気がする。