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7月28日(日) 福井旅行。

2024年08月02日 00時32分07秒 | 2024年

 6時起床。

 朝食はヨーグルトとソイプロテイン。

 今日から2泊3日の家族旅行で福井へ行く。メインは娘がずっと行きたがっていた福井県立恐竜博物館である。

 7時半前に家を出て、横浜線と京急線を乗り継いで羽田空港へ。

 羽田9:20発のJAL185便に乗って小松空港へ。前回の飛行機初体験の際には着陸時に怖くて泣いてしまった娘だが、今回は景色を楽しむ余裕もあって楽しめたようである。

 小松空港でレンタカーを借り、三国町にある「海のレストランおおとく」で昼食。

 妻が見つけてくれたお店で、冬は越前がにを提供する料理宿のようである。

 娘は「ふくいサーモン&いくらの親子丼」を選んだ。サーモンといくらはどちらも娘の大好物である。

 おそらく娘は分けてくれないだろうという予想の下(的中した)、単品でふくいサーモンのお刺身も注文。脂のよくのった美味しいサーモンである。

 妻と私は御膳を注文。私は銀だらの煮付け、妻は白身魚のムニエル御膳を選んだ。メイン料理以外にもお刺身やフライなどが付いている。

 銀だらの煮付けは甘めの味付け。普段、銀だらの粕漬けを贔屓にしている私にとって、煮付けという調理法は新鮮だった。

 食事を終え、「神の島」とも呼ばれている雄島を見に行く。海が透き通るように美しい。日本海のイメージとは全く異なり、南の島へ来たような感覚になる。

 全長200m超の雄島橋を雄島へ渡る。日差しが強く暑いが、風が心地よい。

 遠くに東尋坊が見える。結構近いのかな。

 島内には大湊神社がある。まさに神の島だ。

 娘と一緒に波打ち際まで下りてみる。溶岩でできている島の断崖には「柱状節理」という柱のような規則正しい割れ目が入っている。私は全く知らなかったのだが娘はこれを理科の絵本で読んだことがあるそうで、実物を見てとても興奮していた。

 炎天下でも元気いっぱい。

 続いては「越前和紙の里」へ。

 紙の文化博物館を見学する。

 入場券も和紙で作られている。本の栞にぴったりな大きさと手触りである。

 様々な種類の和紙が展示されているコーナーや、和紙に描かれた木版画の特別展などを見て回る。

 娘は和紙作りの工程を紹介する動画に熱中しており、2回連続で見ていた。

 実際の和紙作りを見学できる「卯立の工芸館」へも行こうと思ったのだが、娘が休憩したいとのことで、私と娘で先に車へ戻る。

 和紙の原料となる楮(こうぞ)が外に干されている。

 妻にお願いし、自分用に越前和紙の栞を2種類買ってきてもらった。とても可愛い栞である。

 美山へ移動し、今日の宿泊先「ルポの森(GRAN FOREST越前美山)」にチェックイン。

 フロントでは恐竜が出迎えて(襲って?)くれる。

 名前のとおり森に囲まれた宿泊施設である。

 荷解きをして少し休憩。

 今回は少し奮発して露天風呂付きの部屋を予約した。

 夕食は美山にある料理屋「内くら」へ。

 インターネットで見つけて地元の方々から強く支持されているようだったので予約したのだが、先に結論を言うと期待を大きく超えて素晴らしいお店だった。

 目の前を流れる足羽川で獲った天然物の鮎が食べられる。

 ビール、自家製梅ジュース、オレンジジュースで乾杯。

 お刺身の盛り合わせ。山あいのお店だが、日本海の海の幸も抜群に美味しい。普段はマグロとサーモンしか食べない娘も「これはおいしい!」と言いながらバクバク食べている。

 私は酒のみではないので、序盤からご飯も頂く。お味噌汁やお漬物も美味しい。

 ズワイガニの握り寿司。妻が食べたいと注文したものから、少しだけ身を分けてもらう。

 日本海側で幻の海老とも呼ばれているガサエビの唐揚げ。大きさも味も甘海老の上位互換で、妻がしみじみと「これはビールに合う」と言っていた。

 ここからは串焼きシリーズ。娘用に注文した若モモ。私も1片もらったが、とてもジューシーである。

 純けい(卵を産んだ雌の親鳥)。脂身が少なく歯応えがある。私はとても好きな味。

 鰤の胃袋。良い意味でクセがない。言われないと魚の胃袋だとは気づかないと思う。

 名物の鮎は塩焼きで頂く。天然物だから小ぶりなのかと思いきや、大きくて身もふっくらしている。こんなに美味しい鮎は初めて食べた。

 若鮎の天婦羅も食べる。メニューには「極小」と記載されていたが、私がイメージする一般的な鮎より大きい。足羽川すごい。

 料理が抜群に美味しいだけでなく、お店の方々がとても温かく、居心地も最高だった。このお店を目的に福井へ行こうと思うほどである。帰りがけに娘にプレゼントも頂き、本当にありがとうございました。

 宿へ戻り、裏の森を散策する。

 所々に恐竜の痕跡があり、娘のテンションが上がっていくのが手に取るように伝わってくる。

 何かが見えるな。

 登っていってみると、恐竜を発見。娘は大喜びである。

 娘は本当に恐竜が大好きで普段から図鑑を読み込んでおり、骨から種類がわかるらしい。

 道から少し外れたところを入っていくと、所々に恐竜好きの喜ぶ仕掛けが用意されている。

 もう1頭見つけた。

 軽い散策のつもりが、予想以上に面白く本格的な探検になった。

 宿の皆さま、素晴らしい企画をありがとうございます。

 温泉の大浴場で汗を流したあと、部屋の露天風呂にも入る。真っ暗で外の景色は見えないが、ひぐらしの鳴き声に包まれて気持ち良い。大浴場のお湯が熱めだったので、娘は露天風呂のほうが気に入ったようである。

 (娘にとっては)明日の恐竜博物館が本番なので、早めに寝かしつける。

 妻とゆっくりお喋りをしてから、私たちも早めに眠る。23時前には布団に入った。明日は体力勝負になるだろう。


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