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8月9日(水) 鼠径ヘルニア。

2023年08月11日 08時02分07秒 | 2023年

 6時半起床。

 朝食はアイスコーヒーで済ませる。

 妻を見送ってから、身支度を整える。今日は夏季休暇を取っており、娘を病院へ連れて行く。

 2週間ほど前、妻が娘の鼠径部に膨らみを発見し、ヘルニアの疑いを持った。膨らみは一時的なものだったが、掛かりつけの小児科で相談したところ、検査してみたほうがいいということで紹介状を書いてくださり、今日に至る。正直、最初私は言われてもわからなかったが、妻自身が小学校1年生の頃に手術を受けているとのことで、すぐに気付いてくれた。

 横浜労災病院の小児外科で検査をエコー検査を受けた結果、やはり鼠径ヘルニアであることが判明した。先生が丁寧に解説してくださり、私でもエコー画像からヘルニアであることを確認できた。

 そのまま予約をして、予定通りに行けば来月に術前検査、10月に腹腔鏡手術を受けることに決まった。入院は2泊3日。女性親族(母・祖母)のみだが泊まりでの付き添いも可能な個室を押さえることができたので、後は手術までに捻転などが起きないことを祈るばかりである。余談だが、腸捻転の危険性は競馬好きなら周知の事実だろう。

 大きい病院なので待ち時間が長くなるのではないかと心配していたのだが、受付から事前の問診、診察まで待ち時間が一切なく、診察後の入院に関する説明まで含めても30分も掛からなかった。用意しておいたiPadの出番もなく、受付前に用意されていたキッズルームで遊ぶ時間もなくて、逆に娘が不満そうにしていたくらいだ。完全予約制だからか、小児外科という専門分野だからかはわからないが、とてもありがたかった。

 娘とはこのまま外食をする約束をしているのだが、昼食にはまだ少し早いので、新横浜公園で遊ぶ。

 今日も蒸し暑い。それほど動き回っているわけでもないのだが、私も娘もしっかり汗をかいている。

 昼食は、娘の希望で「スシロー」へ。まだ11時前なので、ガラガラである。

 定期的に回転寿司に来ているとわかりやすいのだが、明らかに娘の食べる量が増えていっている。昔はせいぜい3皿(6貫)だったのが、4皿になり、5皿になり、今日は6皿に追加してデザートのシャーベットまでペロリと平らげた。もはや私の食べる量とそれほど変わらない。

 何とか目に入れないようにと頑張ってみたのだが、結局見つかってしまい、1回だけガチャガチャをする。今日の診察は頑張ったし、次回の検査も手術も頑張らないといけないので、これくらいはいいでしょう。

 帰宅途中に雨が降り出したが、土砂降りで傘でどうこうなるレベルではなかったので、2人でびしょ濡れになりながら駅まで歩いて戻り、自転車に乗って帰宅する。気温が高いし雨水も温かかったので、プールみたいだと娘は楽しそうである。

 帰宅してからはお風呂へ直行し、娘はそのまま頭と身体も洗ってしまう。これで夜の入浴は割愛できる。

 濡れた衣類や靴を洗濯してから、今後のスケジュールや用意しなければならない書類についてまとめ、妻と共有する。入院の付き添いは女性親族に限られるので妻にお願いするが、私も休みを取る予定である。

 ひと段落したところで一気に眠気が押し寄せて来て、布団に倒れ込む。当初娘はテレビを見続けていたが、しばらくして気付いたら隣で一緒に眠っていた。慣れない診察で緊張したし、その後も暑い中をかなり歩いたので疲れたのだろう、結局18時前までぐっすり眠っていた。

 昨日に引き続き、娘の下の側切歯(右側)が抜けた。血は出ているが、痛くはないらしい。これまでに抜けた4本の歯を眺めながら、とても嬉しそうにしている。

 妻が帰宅してから夕食。生協の冷凍ハンバーグを温めておき、妻が買ってきてくれたサラダと一緒に食べる。

 入浴と洗濯を済ませ、娘を寝かしつける。お昼寝(というか夕寝)が長かったので心配していたのだが、いつもと同じくらいの時間で入眠してくれた。

 肝臓の病気で入院している叔父の病状は回復傾向にあるようで、一時期の危険な状況は脱したようだ。順調にいけば、月末には退院できるかもしれないらしい。当初は早急な移植が必要になる可能性も示唆されていたが、「移植はあくまで選択肢のひとつ」というレベルまで落ち着いたとのこと。病状以外にも色々な問題は残っているのだが、まずは命が助かって良かった。

 日付が変わる頃に就寝。