6時半起床。
朝食は、昨晩仕込んでおいたオーバーナイトオーツ。娘の分も同じものを用意しておいた。
妻と娘を見送ってから、身支度を整えて家を出る。
9時前に出勤。
今日は午後半休を取得しており、昼過ぎに退社する。外は雷が鳴り、今にも雨が降り出しそうな天気である。
当初は蒲田で途中下車して昼食をと思っていたのだが、強い雨が降り出したので、とりあえず新横浜まで戻ることにする。横浜線に乗るのは久しぶりだ。
雨がどんどん強くなっている。
新横浜の駅ビルに入っている鳥料理屋「八起庵」で昼食。
親子丼と鴨南蛮そばのセットを注文。
鳥料理のお店だけあって、美味しい親子丼である。
鴨南蛮も期待以上だった。おすすめされた通り、山椒をかけて食べると一段と美味しくなる。九条ネギの存在感も良い。
どうやら雨はしばらくやみそうにないので、ずぶ濡れ覚悟で駅前から自転車に乗って帰宅する。この時期の大雨は涼しくて気持ち良い。
濡れた衣類を洗濯しつつ、シャワーで汗を流す。
夜に控えるPOGドラフト会議に向けて、最終検討。文字通り熟考する。
1時間ほど夕寝をしてから、17時半過ぎに家を出る。予報通り、雨はもうやんでいる。ありがたし。
会場は野毛(桜木町)。久しぶりにやってきた。
かつて上司や先輩によく連れて来てもらった「萬里」の前を通る。久しぶりにここの肉団子が食べたい。
後輩企画の飲み会では必ずと言っていいほど2次会会場に選ばれる「福仙楼」。餃子が美味しいのだ。
色々と寄り道をしつつ、今日の会場の「串兵衛」に到着。
最上階の特別個室で、ドラフト会議を開催。今回の指名頭数は5頭。先月のドラフト会議(コロナにより欠席した私と後輩は後日のネット投票)で指名済の5頭を加え、今日で今シーズンの指名馬が出揃う。
近況報告など色々と横道に逸れながら、3時間かけてドラフト会議を満喫する。やはり、このメンバーの集まりは楽しい。
そして、今年の私の指名馬10頭が決まった。
・1位 ホウオウプロサンゲ(牡、父・キズナ、母・セルキス、栗東・矢作厩舎、ノーザンファーム生産)
今年のダービーを観に行った際、近くにホウオウ軍団の方々がいらっしゃって、6着に入着したホウオウビスケッツを大応援されていた姿を拝見し、自分の馬がダービーで好走するなんて馬主冥利に尽きるだろうなと思った。その時から今年のドラフトではホウオウの馬を1頭入れようと思っており、一番の評判馬である本馬を選んだ。1位にしたのは、一昨年のせり(セレクトセール当歳市場)での落札額が4.5億円と高額であり、単純に指名が重複する可能性が高そうだと思ったからである。ホウオウ軍団の皆さんが、来年のダービーでも今年のように大盛り上がり出来ますように。
※なお、本馬は既にデビュー済(7月30日・新潟5R・2歳新馬・芝1800m・4着)である。およよ。
・2位 スターリングアップ(牝、父・ブリックスアンドモルタル、母・ソウルスターリング、栗東・松永厩舎、社台ファーム生産)
競馬ファンなら誰もが知るソウルスターリングの初年度産駒にして、「令和のサンデーサイレンス」との呼び声も高いブリックスアンドモルタルの産駒。両親の競走成績も、血統も、超一流である。こういう馬が走るとは限らないのが競馬の面白いところでもあるが、育成現場や厩舎からの評判も良いようなので、「これぞサラブレッド」という活躍を期待したい。
・3位 アドミラルシップ(牡、父・ゴールドシップ、母・ヴィーヴァブーケ、美浦・相沢厩舎、杵臼牧場生産)
今年の目標のひとつに、日高産の馬を多く指名するというものがあった。その筆頭格が浦河の名門・杵臼牧場生産の本馬である。ライラック(父・オルフェーブル)や全兄のブラックホールなど、ヴィーヴァブーケとステイゴールド系種牡馬の相性は素晴らしく、仕上がりも遅くはなさそうなので、本馬も是非早期デビューからクラシックの王道コースを歩んでもらいたい。
・4位 ステラスプレンダー(牝、父・ロードカナロア、母・スクールミストレス、栗東・石坂厩舎、ノーザンファーム生産)
POG本(赤本)を娘が読んでいて、写真を見て「このお馬さんが好き」と選んだのが本馬。少し距離は短そうだが、ロードカナロアの牝馬だし悪くなさそうかなと選んだら、後述するように新馬戦を圧勝したから驚いた。娘の相馬眼、恐るべし。
※なお、本馬は既にデビュー済(7月15日・中京5R・2歳新馬・芝1400m・1着)である。娘よ、ありがとう。
・5位 レーヴジーニアル(牡、父・モーリス、母・レッドリヴェール、栗東・松永厩舎、社台ファーム生産)
私の最愛のレッドリヴェールの4番仔。これで3頭目の配合相手となるモーリスとの相性には疑念を抱きつつ、既に入厩済みで調教の過程も素晴らしいので選んだ。ただ、距離的にはクラシックというよりもNHKマイル路線なのかなと思っている。
※なお、本馬は既にデビュー済(7月16日・函館5R・2歳新馬・芝1800m・9着)である。やはり千八は長かった。距離を短縮してどうなるか注目である。
ここまでは事前に指名してあった馬たちで、ここからが今日新たに追加で指名した馬たちである。
・6位 フォティーゾ(牡、父・キズナ、母・スキア、美浦・宮田厩舎、社台ファーム生産)
4位のステラスプレンダーと同様に、娘が写真を見て選んだ馬。1位のホウオウプロサンゲと同じキズナ産駒で、さすがにキズナを2頭選ぶのはどうかなと思ったのだが、娘の相馬眼を信じてみることにした。調教も順調で、早い時計を出しながら体重も増やしているようだし、期待できるのではないだろうか。既にゲート試験も合格しており、秋に再入厩する予定だそうなので、何もなければ年内のデビューは間違いないだろう。
・7位 シュヴァイゲン(牡、父・ドゥラメンテ、母・レッドラフィーネ、栗東・斉藤厩舎、静内白井牧場生産)
ドゥラメンテ産駒は必ず1頭指名しようと思っており、ガイアメンテ(ノーザンファーム生産)と最後まで迷った結果、「日高産の馬を指名する」という基準に従ってこちらを選んだ。叔母にクロノジェネシスがいる良血で、厩舎もクロノと同じ斉藤厩舎、デビュー予定も8月下旬と出ており、早期の勝ち上がりを期待したい。
・8位 ルックアミリオンの2021(牡、父・シルバーステート、母・ルックアミリオン、栗東・中内田厩舎、三嶋牧場生産)
シルバーステート産駒も必ず1頭指名するつもりで、アムールリーベ(ノーザンファーム生産)と迷い、日高産基準に従ってこちらを選んだ。名前がまだ付いていない(デビューが遅くなりそうな)点は気になるが、2歳戦に強い中内田厩舎だし、何より父の底力が遺伝していれば活躍することは間違いない。
・9位 ブライダルブーケの2021(牝、父・アニマルキングダム、母・ブライダルブーケ、厩舎未定、下河辺牧場生産)
アニマルキングダムの日本供用初年度産駒の中の1頭。母父がゴールドアリュールで、これまでの産駒実績を見てもダート馬が濃厚なのだが、下河辺牧場さんのTwitterで公開されていた動画がとにかく可愛くて指名した。アニマルキングダムはケンタッキーダービーやドバイワールドカップに勝利している超実績馬だし、すらっと背が高くて素軽いイメージがあるので、もしかすると芝でもやれるのではないかと期待している。
・10位 ココモローズ(牝、父・スノードラゴン、母・マイネホコモモラ、美浦・高木厩舎、岡田スタッド生産)
レッドリヴェール、ウインバリアシオン、シルバーステートと並んで私が現役時代に超がつくほど熱心に応援していた(もはや追っかけだった)スノードラゴンの産駒から、彼の馬主だった岡田牧雄さんが経営する岡田スタッド生産の本馬を抜擢。スノードラゴンの生産牧場であるイワミ牧場さん生産のフェルサイトと最後まで迷ったのだが、指名馬全体の牡・牝のバランスから牝馬であるこちらを選んだ。まだ少し馬体の成長を待つ必要がありそうだが、スピードがあって父と同じ短距離戦線で楽しみという評判なので、気長にデビューを待ちたいと思う。デビュー戦は必ず観に行きたいので、出来れば東京か中山で下ろして頂けるとありがたいです。
22時前に散会し、22時半過ぎに帰宅。久しぶりにこんな時間まで外で遊んだ。
妻と娘は既にぐっすり眠っている。
入浴と洗濯を済ませ、1時前に就寝。