社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

7月31日(金)

2015年08月11日 00時30分55秒 | 2015年

  7時起床。今日は、振替休日を取って、笠間の彼女のところで野暮用を済ませる予定だったのだが、急遽その必要がなくなってしまった。そこで、「じゃあやっぱり会社に行くか」というわけではなく、せっかくの平日休みを満喫することにする。

  昼前に家を出て、まずは蒲田で下車。母校の先生のブログに度々登場するティールーム「まやんち」へ行ってみる。普通のマンションの1室にあるので、初めてだと少し入りづらい。しかし、その分店内に入ると、その雰囲気の良さに驚かされる。

  注文は、夏季限定メニューのピーチメルバと、シンブリ茶園の春摘みダージリン。出て来た瞬間のピーチメルバの美しさにハッとさせられる。高貴な雰囲気があって、食べるのがもったいない。肝心の味も、桃のコンポート、バニラアイスクリーム、ラズベリーソースの相性が抜群。当初は、ラズベリーとの対比で桃の甘みを堪能するものと思っていたが、アイスクリームとの対比で酸味も楽しむことが出来る。また、ティールームだけあってダージリンも美味しく、春摘みらしい爽やかですっきりとした風味だった。

  京浜東北線で1駅だけ移動し、大森駅から大井競馬場行きのバスに乗る。

  大井競馬場には、開場時間(14時20分)の15分ほど前に到着。平日の地方競馬場でも、開場前から結構な数の人が並んでいる。

  今日の目的は、第1レースに出走するゴールデンウルフを応援すること。以前にも書いたが、ゴールデンウルフは昨年北海道でお世話になったペンションのオーナーさんが育成に携わった馬で、母馬が育児放棄をしたために人間によって育てられたこともあって、私だけでなく数多くのファンがついている。

  というわけで、開場後は一目散にパドックへ。まだ誰もいない。そして、めちゃくちゃ暑い。

  今日のゴールデンウルフは、3枠3番。良い枠ではないだろうか。

  パドックに出て来たゴールデンウルフは、贔屓目を除いても元気そうに歩いていた。観客がほとんどいないこともあってか、回ってくるたびに私のほうを見てくれる。何だか「頑張るよ」と言っているような気がする。また、増田騎手がまたがってからは目つきが凛々しくなり、きちんと戦闘モードに入った様子だった。

元気にパドックに出て来たゴールデンウルフ。

やる気満々に尻尾を振り回している。

戦闘モードに入りました。

本馬場入場後は、更に気合いが入る。

  馬券を買う。さあ、頑張れ。

  ゴール前の少し高い位置からレースを見守ることにする。

  15時00分発走。向こう正面から発走する1,200m戦なので、道中の様子は大型ビジョンで眺める。しかし、なかなかどこにいるのかわからない。ようやく中段の内側に見つけた時には、レースは最後の直線に入っていた。中段内側にいたゴールデンウルフは、そこから良い足を使って抜け出してきた。「頑張れ、頑張れ!」。心の中で唱える。その声に応えてくれたのだろうか、最後まで良い手応えで走り抜け、3着に入った。これで陣営は賞金を手に出来たし、私も大きく儲けさせてもらった。厳しい対戦相手と気候の中で、よく頑張ってくれました。ありがとう。

  内馬場へ移動する。まずは、実際のコースに使用されている砂で作られた「TWINKLE BEACH」で休憩する。ダートコースの砂って、何か特殊なものなのかと思っていたが、普通に公園の砂場にあるような砂だった。

  内馬場で開催されている「タイビールフェスティバル」の露店で、軽く食事。鶏肉に甘辛いソースが掛かったもの(名前を忘れた)を食べる。暑さで汗だくの時にぴったりな、食欲を刺激される甘辛さである。

  内馬場から第2レースを観る。足音、鞭の音、観客の声がよく聞こえて、新鮮な臨場感がある。

  帰り際に、4号スタンドにある「幸福堂」でモツ串(赤・白)とホルモン串を食べる。大井に来たらこれを食べないと。

  帰りは、品川駅行きのバスに乗る。普通の路線バスだが、始発の大井競馬場から乗る場合のみ料金は掛からない。

  17時過ぎに実家へ戻る。暑すぎて、さすがのサンもぐったりしている。