社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

12月17日(月)

2012年12月18日 22時44分52秒 | 2012年

  7時起床。朝からしとしとと雨が降っている。

  午前中は事務処理。年末が期限となっている申請書や報告書を順調に進める。

  昼食は、中華料理屋の回鍋肉定食。美味しいが、いかんせん量が多過ぎて最後のほうは苦しくなる。まあ、これは回鍋肉に限った話ではないのだが。サービス精神が旺盛過ぎるって。

  午後、源泉徴収事務の関係で税務署へ。税務署は山下公園の近くにあるので、オフィスからは徒歩で30分ほど掛かる。往復1時間は少し長いが、せっかくなのでお散歩を楽しむことにする。

まずは馬車道を歩く。


馬車道を右折し、中華街方面へ。

 
日本大通りを海に向かう。


県庁でちょうど半分くらい。


神奈川芸術劇場を通り過ぎ、


バーニーズニューヨークの前ではつい立ち止まる。

  税務署での手続きは一瞬で終わり、再びお散歩へ戻る。せっかくなので、帰りは海沿いを歩くことにする。風が強くて髪がぼさぼさになるが、気持ち良い。


未だに一度も上ったことがないマリンタワー。


山下公園に入る。


こんなに寒くても、カモメは元気が有り余っている。


これまた未だに入ったことのない氷川丸。


さあ、そろそろ帰ろう。

  18時前にオフィスを出て、横浜駅の外貨両替所でポンドとユーロを購入してから、同期会。ベイクォーターの「ウルフギャング・パック カフェ」で食事をする。ゆっくり話をしながら、サーモンのピザやローストポークをたらふく食べ、2人ともお腹がパンパンになりながらもしっかりデザートまで平らげる。ちょっと食べ過ぎたが、久しぶりに同期水入らずの時間を過ごすことができて良かった。これからも、お互いに支え合いつつ、切磋琢磨していけたらいいなと思う。

  お店のすぐ外で、大きなクリスマスツリーが華やかに光り輝いていた。根元などの細部にまでこだわっていて、見ていてワクワクする。独り身には厳しいイベントだが、何だかんだでクリスマスは嫌いになれない。

  23時過ぎに帰宅。ちょっとショックな情報を入手して、そこそこ凹んだが、案外素直に人の幸せを喜べた自分に、自分自身で少し驚いている。しかし、そんなちょっと大人になってしまった自分は、あまり好きになれない。出来れば、この穏やかな感情が必死の防衛機制の結果であることを願う。かつてのように嫉妬の嵐にもがき苦しむ自分のほうが、人間として魅力があるように思える。

  シャワーを浴びてから、年賀状書き。年賀状を書くのは好きではないのだが、書くからにはデザインや使うペンにもこだわりたい。更に言えば、宛名も含めて手書きにこだわりたい。ただ、最近はあまり字を書く機会がないので、字が下手になっているような気がする。

  今日両替をしたポンドとユーロを数えていて、ポンド札の表面が全てエリザベス女王であることに気付く。さすがは王国。20ポンド札の裏がアダム・スミス、10ポンド札の裏がダーウィンというのも豪華だ。一方で、ユーロ札に描かれているのはどれも建造物。しかも、架空のものらしい。複数の国で使われるから贔屓できないという事情はわかるが、どうも魅力に欠ける。

 


12月16日(日)

2012年12月18日 00時13分49秒 | 2012年

  9時起床。朝一で歯医者へ。先日かなり削られた歯を更に削られる。既に神経が死んでいるので痛みは一切ないが、人工の土台を入れるためにということで、ほとんど根元しか残っていない状態になってしまった。

  朝日新聞の朝刊で、こんな記事を見つけた。字が小さくて読みづらいので内容を要約すると、「夫は外、妻は家庭」という考え方に賛成する人が、3年前より10%も増えて51.6%(男性55.1%/女性48.4%)になったというのだ。特に、20代の増加が顕著らしい。それに対してある専門家は、「経済的にその実現が難しくなったからこそ憧れる、という側面があるのではないか」と述べている。

  先の専門家の指摘するとおり、これにはおそらく様々な背景があるのだろう。「女が外で働き出したから俺たちの仕事口が減って、そのせいで俺は無職(こんな職業)なんだ」という経済的弱者の男性とか、「女性の社会進出って言ったって、結局家に帰れば家事や育児をするのは全部女の私じゃん」という仕事と家庭を”両立している”女性とか、掘り進めれば色々な問題が浮かび上がってくるような気がする。ただ反動的に世の中の流れに反抗したいだけという人もいるだろう(私にもその傾向がある)。ただ、もし人々が、ここで専門家が指摘しているように「男性も女性もバリバリ働き、子育ても完璧にこなす」ことを理想とし、それを困難と感じているのであれば、その理想を捨てて保守化の道を選ぶのではなく、理想を変更すればいい。「男性も女性もそこそこ働き、子育てもそこそこ頑張ればいい」と。

  昼食は、近所にあるピザ屋「トムズハウス」のピザ「トムズミックス」。ここのピザは、相変わらず絶品である。

  12時過ぎに実家を出て本郷台へ戻り、選挙の投票のため近所の小学校へ。どうせ死票になるんだろうと思いつつ、一応権利を行使して来た。

  夕食は、先日支援先の事務局さんから頂いた「ひつまぶしセット」。そのためだけにわざわざご飯を炊き、1膳目は鰻にそのままタレをかけて、2膳目は薬味をのせて、3膳目はお茶漬けにして食べた。これが、期待していた以上に美味しい。特に、3膳目のお茶漬けはうなぎの脂っぽさが良い具合に薄まり、箸が止まらなかった。今度お会いする時に、きちんとお礼を言わなければ。

  テレビで「THE MANZAI 2012」を見る。優勝はハマカーン。確かに、彼らの漫才は非常に面白かった。一方で、個人的には、予選Bグループの争いが最もハイレベルだったと思う。トレンディエンジェル、NON STYLE、磁石、千鳥と、誰が決勝に進出してもおかしくなかった。その中で、ひとつのストーリーを完結させ、その中できちんと笑いを取った千鳥が決勝に進出した。漫才というよりは漫コンだが、最も定番の形で勝負をしてしっかりと笑いを取るのだからさすがである。

  総選挙の結果は、自民党が圧勝し、民主党が惨敗した。ある程度予想はしていたことだが、さすがにここまで大差がつくとは思っていなかった。前回は自民党がダメだからと民主党へ流れ、今回はその逆。揺り戻しがあるのは仕方ないが、さすがに波が激し過ぎやしないだろうか。そして、そんな大波の影に隠れて、私の投票した政党は瀕死状態に追い込まれた。いや、もはや北斗の拳状態(お前はもう死んでいる)と言っても過言ではないかもしれない。この国から左派政党が消えようとしている。他人事のような言い方になってしまうが、本当にこの国は大丈夫なのだろうか。