社会を見て、聞いて、感じる。

人生そのものがフィールドワーク。

12月7日(水)

2011年12月08日 23時33分07秒 | 2011年

  6時起床。午前中は、経営層への内部監査の総括報告。ここぞとばかりに、言いたいことを言った。ちょっと言い過ぎたかもしれないが、それが正直な気持ちだし、それを余裕で受け止めるだけの器が彼らにはあるはずである。

  午後からは、担当先の勉強会(講習会)を運営する。2人の講師の講演があり、いずれも初めてお願いする方だったので少し不安だったのだが、良い意味で無難な内容だった。

  終業後、その担当先の忘年会に参加し、オフィス近くの寿司屋で各種の美味しい魚料理を食べながら、経営者の方々の話を伺う。その中に1人、IT系企業の経営者でありながら農業(正確には農産物販売)にも関わっている方がいて、非常に興味深い話をされていた。農業関係で先進的な活動をされている方が口を揃えて言うのは、「農協に売ってるようじゃダメだ」ということである。私もその通りだと思う。安く買い叩かれる上に様々な名目で費用をとられる農協よりも、新たな販路を開拓したほうが良いのは間違いない。しかし、その新たな販路の開拓が難しいわけで、それを積極的に推進されている彼のような方は貴重な存在である。

  忘年会終了後、今日の宿泊先である「ホテルモントレ横浜」へ向かう。山下公園の目の前にあるホテルで、以前担当先の総会(&懇親会)で訪れた際に「良いホテルだな」と思っていた。関内から県庁前を通って山下公園に向かう道にも風情がある。途中、県庁の前から向かいの開港記念会館の写真を撮ってたら、観光客らしきおじいさんから「ここの景色は良いね」と声を掛けられる。「私もここの写真を撮ろうかな」と言うので、彼の持っている携帯電話を操作して、写真を撮るのをお手伝い。撮れた写真を見て喜ぶ彼の姿を見て、私の心も温かくなった。


開港記念会館

  コンビニで飲み物と明日の朝食にヨーグルトを購入してから、ホテルにチェックイン。最も安いプランだったので街側の部屋かと思ったら、低層階ながらも海側(山下公園側)の部屋だった。しかも、広い。全体的な建物の古さは否めないし、普段泊まっているビジネスホテルに比べれば設備面でも劣るが、それでもこのホテルには「雰囲気」がある。そして、たまにはそういう「雰囲気」に浸りたい。

  荷物を置いて、山下公園に散策に出かける。ここから見える夜景は素晴らしい。さすがは横浜の誇るデートスポットである。次に来るときは、デートで来たいものだ。

  部屋へ戻り、ダラダラとテレビを見てから23時過ぎに就寝。部屋が広すぎて、逆に落ち着かなかった。やっぱり私は貧乏性なのだろうか。