人の体は不思議なもので

今日、とある患者さんをに鍼治療していたら、野口整体の活元のように体が動き出した。
足先を内側にむけ骨盤を閉めるような動きをしたり、体を波のようにくねらせたり。
肩を上下させたり様々な動きをみせた。
以前に別の患者さんで同様のことがあったし活元や自発動功のような現象を知っていたから驚かなかったがそうでない人が見たら驚いたろう。
鍼で体がゆるみ気の流れが良くなったせいか体自信が歪みをとるように自動的に動いたのだろう。
動きを見ていると見事に体の固い所をゆるめアンバランスを解消するように運動している。
我々の体は本来なにが正しい状態か知っており自動的にそこに戻る働きがあるのは間違いない。
それを邪魔しているのは我々の知識とか社会的常識とかかもしれない。
自然な動き、体を良くする動きを我々の頭がストップしているだけかもしれない。
そんなことを考える。
それにしても鍼治療の最中にこういう現象が起るのは他の鍼灸師も良く目にすることなのだろうか？