たねまきびより ~いとえのバイオダイナミック農場日記~

小さな1つぶのたねから
ぐんぐん伸びていくその姿
ずっとながめていたくなる

脱都会!いとえ、英国の農場へ行く!

最高の褒め言葉

2012年02月28日 | 農場の作業

2月28日 火曜日


先週の金曜日、24日のこと。

いつものように販売用のタネの袋詰め作業にとりかかろうとしたらボスに突然ひきとめられました。

ボ「いとえ、ききたいことがある!!」

い「え?!なに?!なんか、わたしミステイクした???(おどおど、、、)

ボ「レタスのタネを播きなおしてくれる?他の子が播いたレタスの発芽がいまいちなんだ。
  播き直しもしてもらったけど、それもあまりよくない。
  いとえはグリーンフィンガーだから、違いがあるはずだ」

、、、、と。

園芸をしている私たちにとって「グリーンフィンガー」って、最高に嬉しい最高の褒め言葉なんです。

以前にも、発芽率テストのセッティングをしたとき、播き直しを頼まれました。

 

グリーンフィンガー(みどりのゆび)=そのひとが作業をすると植物がうまく育つ。

 

シードワークショップのボスにそんなこと言われるなんて(>_<)シ♪♪

すっごい嬉しくて、テンション↑ なのですが、同時にプレッシャーなんですけど。。。f(^_^;)

播き直しを頼まれたものは、2008年のタネなので、テスト上でも他の新しいタネと比較すると発芽率が落ち気味のタネ。。。

とりあえず、、、、播きます!!

1、育苗箱に土を平に敷く。

 

2、土に十分に水を与え、レタスのタネ1gをバラ播きする。

 

3、土を薄く覆土し、改めて水をやる。

 

ちゃんと発芽してくれるんかしら。頑張れ~!!たね~!!!

 

 

“発芽” この瞬間は本当に愛おしく、発芽を目にすると気持ちが高揚します。

だから、発芽率のカウンティングをするついでにこんなことをしてみたくなったり、、、

やっぱり、発芽ってかわいい(*^-^*)

特にマメ科はたまらんですね♡

 

種まきから4日。

28日 火曜日。

お昼にボスに声をかけられる。

ボ「播いたレタス、チェックした??」

い「え?!してないf(^-^;) 」

ボ「チェックしてごらん!違いがわかるはず!」っと、、、、。

左から月曜日に播いたもの、真ん中は木曜日に播き直したもの。

一番右側のがいとえが金曜日にボスに頼まれて播いたもの。

およよ。違う!!!

順調に発芽してくれてる(^_^)v

 

でも、おかし~な~。
同じく1gだし、ちゃんとボスは播き方指導してたもんなぁ、、、。とちょっと不思議な気持ちです。

 

きっとね、これは恵泉園芸短期大学の2年間の実習の賜物なんです。

今は無き、園芸科に感謝。

 

播いたタネがきちんと育つ。これは本当に宝物の時間。


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2 コメント

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It's a miracle! (Toru)
2012-03-09 03:03:14
ボスからのお墨付き、本当に誇れることだね!
機械をちょこちょこっと、触るだけでfixしてしまう人とか、
この人がそばを打つと全然味がおいしくなるとか、
どのジャンルにもグリーンフィンガー的な人っていますよね。
たぶん彼らの指先には、経験や知識に加えて、
愛情がプラスされてるんだろうなって思います。
いとえさんの愛情も植物にきっと伝わってるんじゃないかな。
って書くとカッコイイですけど、
物事が成り立つには、それぞれいろいろな差や法則があって、
その微妙な差を読み取れる人が、職人や天才って呼ばれるんだろうね。
それにしても、同じ作業をして、これだけレタスの成長が違うって、
ホント不思議だよねえ。
魔法のようだ。
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不思議です。。。 (いとえ)
2012-03-10 17:44:39
>Toruさん
2008年にWWOOFで旅をしていたときにも最初のホストマザーに同じ事言われたんです。
嬉しくてキャッホイ♪って思っていましたが、その後もよく言われるもので「まったく。イギリス人はおだて上手なんだから!」と途中から真に受けなくなっていました。
今回はなんだか、本当に妙な嬉しさがこみ上げました。

でも、全く同じ作業をして、こんなに違うわけがないんです!

うちのボス、ちょっと指導がザックリしてるから、「ちゃんとフォローしなきゃなぁ」「彼女のやりかた確認しなきゃだめだなぁ。。。」と、反省中ですf(^_^;)
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