たねまきびより ~いとえのバイオダイナミック農場日記~

小さな1つぶのたねから
ぐんぐん伸びていくその姿
ずっとながめていたくなる

脱都会!いとえ、英国の農場へ行く!

クリスマスガーランドのダメ出し。

2011年12月11日 | コミュニティーライフ

12月10日土曜日のこと。

 

クリスマス準備で慌ただしい村(コミュニティ)。

いとえも何かクリスマス準備のお手伝いをしたい♪♪

そんなことを思いながらスタディグループの準備やらなんやらでバタバタしていた数週間。

 

ようやくこの土曜日の午後、時間がとれたので活動開始!!

一つ!11月下旬にお家の目の前にドサッと届いていたもみの枝の束(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/64f8fc94f728d3d2b0af0f1b5eac48c1)

一つ!シードワークショップの前で大きく育つヒイラギからちょうだいした枝先と赤い実。

一つ!裏庭で山になっている切り落としのコニファーの枝。

一つ!ヘイ(牛の餌の干し草)を束ねていたロープ。

一つ!お庭に実る綿毛をまとったクレマチスのタネ。

準備万端!!!

クリスマスガーランドの作成開始です♪♪♪♪

モミ、コニファー、ヒイラギをそれぞれの枝先を20cmくらいに切り落とし、パーツの準備をします。

それを、ロープに順序よくヒモで巻き付けていく。

クリスマスソングを口ずさみながら気分は上々♪♪♪ ♪♪グロ~~~~~リア♪♪

 

っと、作業中の玄関前に***Floristと書かれた水色の車が停まり、おじさまが近づいてくる。

「忙しそうだね~。クリスマスガーランド作ってるの?

 どうやって作るか知ってるんだねぇ!ビックリだ。blah blah blah~~」

 

およよ~??ダメ出しされんのか~???? とドキドキしながら話をしていると、

 

「あ~。ところで。これ、君へだよ。たぶんねぇ。この名前よめないんだよぉ~Ha ha ha!!!」

お届け伝票にはItoeとしっかり書いてある!!

立派なステキな花束が突然届いたのです!!!!

ビックリしすぎて、、、ただただ、キョトン。

日本からオーダーされたステキな花束が“HAPPY BIRTHDAY”のメッセージカードが添えられて届きました。。。

送り主さまに心から感謝!!!

長持ちするように手入れしながら大切にします♪♪ここは花屋の経験が役に立つのです☆

 

 

この夜は車で30分くらいの町の教会でクリスマスキャロルコンサートがありました。

大型バスを1台貸し切り、それに合わせて村のミニバス3台。

計80名近い大所帯で教会へ向かいました。

シンプルな作りのパイプオルガンがあるステキな礼拝堂。

コーラス隊と、ブラスバンドのコラボレーションのコンサート。

ときおり、来場者も合わせて全員で讃美歌を歌うプログラムになっていて、堂内が一体となる素敵なコンサートでした♪♪♪

 

11日日曜日

早朝のミルキングから戻り、明るくなってから昨日のクリスマスガーランド作りの続きに取り組みました☆

お昼前には終わらせるぞ~!!と気合いをいれていたのですが、

サンデーランチのお手伝いに急遽よばれ、、、、

ベジタリアン用のオムレツと、アップルカスタードタルトを作成☆

レシピも、計量もなしでなかなかのでき♪♪

洋食クッキングにも慣れてきた証拠です☆

 

そして、暗くなる前にクリスマスガーランドも完成!!!!

 

なかなか調子の良い日曜日です♪♪♪

家のゲートの壁に取り付けました。うん♪♪ 悪くない♡

 

日が暮れて、耳をすますと村のコーヒーバーからクリスマスキャロルが聞こえてきました。

若者ボランティア、ヴィレジャーたちが集まって"アドベントカフェ"たるものを開いていたのです。

いつものコーヒーバーをクリスマス仕様にキャンドルを灯し、

スパイス入りのホットアップルジュースに、クリスマスのお菓子。

そして、みんなで歌うキャロル。

暖かいアドベントの時間が流れていました。

 

アドベントカフェで隣に座ったヴィレジャーさん。

彼はとっても力持ちのファーマー。

彼の手は、ナウシカのゴルのような大きなごつごつした手をしています。

「ゴル」で、ピンとこない方のために、ゴルの台詞を☆

「姫様はこの手を好きじゃというとくれる、働き者の綺麗な手じゃというとくれます」

これで場面が浮かびますよね♪

さて、話を戻します。

「すごいね~。働き者の手なんだね~。」と言い、

何気なく、自分の手を横においてみた、、、、。

む~~~~。大きさの違いはあれど、手の使い込まれようは、良い勝負でした、、、f(^_^;)

クリスマス装飾を作ったあとの手は、ちょっとすごいものがありました、、、。

 

ホットアップルジュースの入ったカップを両手で包み込み、口にはこぶ。

ふんわりとあがる湯気からは、クリスマスのスパイスの香りとりんごの甘い香り。

そして、それと共に手から針葉樹の香りが漂う。

 

ヴィレジャーと若者達が歌うクリスマスキャロルに耳を傾けながら、

花屋時代のクリスマスシーズンが懐かしい。そんな日曜日の夜。

 

 

 

、、、、、、。

夜、お家の息子から声をかけられる。

「ガーランド、とてもステキだと思うけど、あの壁、若干緑色してるから見えにくいよ。

 家につけたほうがちゃんと見えて良いと思うな」と。

 

試行錯誤しながら石の壁になんとかくっつけたのですが、、、、、。

1日の最後に、お花屋さんにはされなかったけど結局息子にダメ出しされたのでした(笑)

 

近日中に家側に移動させます☆☆☆

目立つ所に移動して!って言うんだから嬉しい事♡♥♡♥

 

充実、幸せな週末でした♪♪♪