たねまきびより ~いとえのバイオダイナミック農場日記~

小さな1つぶのたねから
ぐんぐん伸びていくその姿
ずっとながめていたくなる

脱都会!いとえ、英国の農場へ行く!

カボチャを鉈(なた)で割る。そして、母の血。

2011年12月08日 | シードワークショップ

12月8日 木曜日

シードワークショップのお仕事はタネのクリーニング、パッキング、カタログの発送。

 

カタログの発送先にはバッキンガム宮殿のガーデナーや、TVのガーデニングプログラムのディレクター宛など、ちょっとビックリな宛先がチラホラ。

ヴィレジャーたちも「わぉ!こんな人まで!!」とはしゃぎながら封筒にカタログ封入していました。

 

インゲン、エンドウの選別作業。

これ、すっごい地味な時間のかかる作業なんです。

このシードワークショップにある機械では選別しきれないので、手作業なのです。

色、形を見てダメな子を取り除いていくのです。

 

ちょっと、飽きてくるので

いとえ「ねぇ!残りの品種のカボチャのタネはいつするの?」とボスに質問。

ボス「あ~。やんなきゃね。やっといて!」

やったね☆ 

マメたちの地味な作業からいとえは解放されたのであります☆

本日のカボチャ。

"Blue Ballet"

このカボチャたちは、先日の品種(http://blog.goo.ne.jp/itoe_field/e/91c212ae0b23dfdf8a2a3e25a074dde9)ように簡単にはナイフで切れません。

そこで登場するのが鉈(なた)!!!そして、鑿(のみ)!!!

もうさ、食べ物を扱っているとは思えないこの写真、、、f(^_^;)

よく切れる中華包丁みたいのがあれば良いんですけどね。イギリスの包丁&ナイフったら切れないこと切れないこと。

薪割り気分で ザクッ! メキッ! 

タネを取り出し、Jack o' Lanterのとき同様水洗い&ドライヤーで乾燥させました。

 

この、なかなか切れないカボチャ。これは水分少なめででんぷん質な証拠。

我々日本人が求める「くりかぼちゃ」の質感ということなのですよ!!!!

これは、持ち帰るしかない!!!!!

 

お持ち帰りをし、夜にお夜食作成☆

カボチャ&高野豆腐で煮物♪

 

母に煮物を教わった記憶は無い。

特に計量もせずに感覚で調理。

だのに、母の味になるのはなぜだろう、、、、。

やっぱり母は母である。。。

 

先日の母のブログに

「高校時代、なりたかったのは専業主婦で手工芸作家。

 誰かに守られながら、優しい部分だけで生きたかった。」

とか書いてあった。

いとえはたまに、

「主婦しながら、家庭菜園して、おいしいご飯作って、大好きなダーリンと子供(たまに遊びにくる孫)達に"おかえりなさい☆"って♪ そんな生活できたら超幸せなのに♡」とか夢見ちゃんなことを思ったりしている。

「やばいなぁ。なんか、やっぱり思考回路が一緒なんだよなぁ。。。」と、、、。f(^_^;)

 

遺伝なんだか、環境なんだかの影響を感じずにはいられない。。。

11月にも日本食を作ったのです。

ひじき、キャベツの浅漬け、胡麻豆腐、おこわ。

このときのひじきもすっかり母とおんなじ味。

ひじきを一度に炊きすぎるとこまで母と一緒。。。。

 

見た目は90%父親なんですどねf(^_^;)