(み)生活

ネットで調べてもいまいち自分にフィットしないあんなこと、こんなこと
浅く広く掘っていったらいろいろ出てきました

【あらすじ・感想】雑誌掲載版・『ガラスの仮面』別冊・別冊花とゆめ版【ネタバレばれ】※文庫版26巻の続き

2016-09-26 10:51:01 | ガラスの・・・あらすじ
※※『ガラスの仮面』文庫版読み返してます。あらすじと感想まとめてます。※※
※※内容ネタバレ、感想主観です。※※


仮面年表は こちら
紫のバラ心情移り変わりは こちら
49巻以降の話、想像してみた(FICTION)*INDEX*はこちら

--------------------------------------------------
『ガラスの仮面』別冊・別冊花とゆめ版 ※第14章(途中から)(途中まで)

第14章 めぐりあう魂
※いつか出る(はずの)50巻の一部を先出し公開!!という触れ込み・・・



速水の屋敷を出て、ホテル暮らしを始めた真澄は
先日の伊豆の別荘での自身のとっさの行動にいまだ
動揺していた。
いくらマヤを奪われたくないとはいえ、長年にわたって
仕えてくれている腹心の部下、聖に対して殺意を抱くほど
自分をコントロールできなくなっている自分に戸惑いと
恐怖を感じている。

「幸せになる決心をして下さい」
心から自分を思う聖のその言葉に、真澄はこれまで自分が
こだわってきた事のはかなさと、唯一譲れないマヤへの
思いを確信する。

真澄の居なくなった速水邸では、英介が一人どこか
寂しげに生活していた。
これまでも真澄が屋敷をあけることなどいくらでもあったはずなのに
何故かもう永遠に戻ってこないような気がして
それが英介を不安に、そして空虚にさせる。
どこか元気のない英介に使用人達も心配げだったが
そんな初めての感情に英介自身が戸惑っていた。


その頃鷹宮邸では鷹宮総帥、そして紫織の両親に向かい
改めて婚約破棄の申し出をする真澄の姿があった。
真澄の身勝手な申し出に怒りを抑えきれない鷹宮家
しかし真澄の放つ悲痛なまでのオーラが
彼のゆるぎない決意を何より物語っていた。

自分の心を押し殺してでも、紫織を幸せにしたいと
思っていたこと
しかしそれがどんなに努力をしても不可能であることを悟ったこと
このまま無理に結婚しても更なる悲劇を生むだけだと

真澄の気迫に押された鷹宮は、紫織を元の姿に
戻すことを条件に婚約解消を受け入れることを認めた。

"やさしく聡明だった元の彼女を取り戻すため
 一生をかけてでもその責任を果たすーーーー"

真澄はこの屋敷から遠く離れたサナトリウムで
療養させるため、周囲の静止も振り切り
紫織がいる奥の部屋へ足を踏み込んだ。

その部屋には
うずだかく盛られた紫のバラに囲まれた中
ただひたすらその花をちぎり続ける紫織が居た。



コミックス50巻へは・・・こちらから(刊行未)
*****感想**************************************
世代が違う事もあり、これまで雑誌連載を読んだことは
殆どありませんでした。
噂には聞いていましたが、連載時とコミックスで全く話が変わるという
恐ろしいパラレル性のあるマンガ・・・ということで
既に注釈も付いていましたが本当に50巻に載るか怪しい
別冊☆別冊花とゆめの超短い先出し公開部分を載せておきます。

サウンドノベル的話の分岐をきたして来たらどうしよう・・・。
勝手に書いてる続きの妄想との整合性はもはや考えないようにしています。

個人的感想としては、結末に向けての様々な難題を
真澄さんのオーラ一つで強引にやり過ごそうとしている感じで
それはそれで最終回が近いのなら歓迎です(笑)

いろいろと妄想ルートはありますが、今回の先出しで

とりあえず紫織のために結婚→マヤを忘れられないから無理!
マヤが他の人と結婚→自分が何をやらかすか分からないから無理!

という自分の気持ちははっきりしたみたいで、妥協して
結婚しつつマヤとも・・・という昨今はやりのコースは眼中になさそうです。

私としては、目的と方向性が一致したことが何より安心材料。
紫織回復=婚約解消
これ、重要!!!

あとは紅天女の試演部分がふたりの王女並みにならないことを祈るばかりです。
それ以上に幻の伊豆で交通事故エピソードの復活もないことを祈るばかりです。


コメントを投稿