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菅首相が五輪開催をしたい本当の理由は?

2021年07月27日 23時03分17秒 | 社会のことなど
>五輪は選挙と政権浮揚のため…?
菅首相が五輪開催をしたい本当の理由は… “強行開催”唯一の解決策は「森漫談」の中にあった?

2021>

『米でも悲観論 東京五輪「中止の可能性」』 

 日曜日のスポーツ報知一面(1月17日)である。

 【画像】五輪開催への「解決策」を放言したのはこの人  

ニューヨーク・タイムズ(電子版)や通信社が相次いで五輪中止の可能性に言及してきたという内容。報知の五輪担当記者は昨年の延期決定の時と流れが似ていると指摘。

  では世論はどんな感じなのだろう? 13日発表のNHKの世論調査では五輪・パラリンピックを「開催すべき」は16%で、「中止すべき」と「さらに延期すべき」をあわせるとおよそ80%。世界や世の中がまたしてもザワザワしてきた。

  そんななか菅首相は五輪開催について現時点でどう考えているのか。開催するという意思が固そうなのは伝わってくるが、どんな「根拠」に基づいているのか。 

 すると同じ日の報知の社会面にとても興味深いインタビューが載っていたのだ。 「菅首相とも親交がある」と紹介されている選挙プランナー・三浦博史氏の「展望」である。これがすごかったので紹介したい。

五輪は選挙と政権浮揚のため…?

 三浦氏の評価によれば菅氏は「仕事師」だという。  菅政権誕生以降は、 「コロナ対策や景気対策に徹し、一切の政治的空白を作らないという強い信念を感じます」  高評価です。ならば解散の時期はいつか。三浦氏は五輪開催にこぎつければ大会後に衆院解散となる可能性が高いという。 「大会が成功裏に終われば、与党は負けない情勢になります」  

さらに、 「大会を成功に導いた首相の顔は後世に残るものです。その勢いで衆院選を戦えば、与党が圧勝する可能性も高いですね」 

 いかがだろうか。ここまで五輪が選挙や政権浮揚のためだけに考えられているのかと感心してしまう。さすが選挙プランナーである。

 注目すべきはこの方は首相就任の翌日に菅氏と朝食を共にしていたと「首相動静」で報じられていたこと。つまり菅首相も三浦氏の考えを共有している可能性が高い。 

 なんとしても五輪を開催して「感動」の余波で政権の支持率をアップ。世論が半信半疑のなか政権が五輪をどうしてもやりたい理由が見えてきた。アスリートに寄り添う発言が聞こえてこないのも納得だ。 

 政治利用の話になんだか気分転換をしたくなった。こんなときは森喜朗先生の漫談に限る。



「私の立場では、今年難しいとは口が裂けても言えない」


『森喜朗会長 世論に嘆き「私の悪口ばかり。菅さん以上。森内閣もこんなに酷くなかった」』(デイリースポーツ1月12日) 

 待ってました森漫談!  東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の年頭挨拶と講演会から。

 「うちの家内がスマホばかりみているんですが、私の悪口ばかりだったそうです。『森は何を考えているのか、バカじゃないか』と。菅さん以上に悪口ばかり。こんなのは長い人生で初めて。森内閣でもこんなに酷くなかった」  

菅さん以上に悪口が多いという余計な一言が年明け早々に炸裂。

  それだけじゃない。「森内閣でもこんなに酷くなかった」。これに対し日刊スポーツのコラム「政界地獄耳」(1月16日)は、 《それはそうだ。森内閣でITインフラを整えたので、当時はネットで国民の声があふれることはなかった。》 

 ああ、やめてあげて。 

 たしかに森内閣のときにSNSがあったらどれだけ炎上していたのだろう。どなたか専門家にシミュレーションしてほしい。 

 さらに森漫談は続く。 

「私の立場では、今年難しいとは口が裂けても言えない。言えば、夕方のニュースから明日の朝刊に、“弱気”“難色”って出るだろう。それが世界中に広まる」(デイリースポーツ1月12日) 

 もうそれ「難しい」と思ってるということですよね。森漫談は本音もポロリだからたまらない。

 ではここからはギョッとする現実をあげていく。 

 東京五輪の開催経費は招致時の計画では総額7340億円だった。しかし昨年末に『五輪予算案1.6兆円承認 関連経費含め3兆円に 組織委』(朝日2020年12月23日)。 

 経費の総額は3兆円を超えることになった。

 《その原資は多くが税金だ。開催決定から今まで、巨額のお金を出すことへの説明責任を国や都が果たしているとは思えない。》(同) 

 これが「人類がウイルスに打ち勝った証し」の正体である。

  アスリートの視点に立てば『緊急事態宣言 五輪へ強化ピンチ』(読売1月9日)という問題もある。

 《競技団体は新型コロナウイルス感染防止に努めながらの強化活動に苦慮している。約半年後の開幕に向けて強化を加速させなければならない中で、合宿の中止など計画を練り直す団体もある。》

「五輪決行」のための唯一の解決策とは…?

 五輪を決行するには課題が多すぎる。一体どうすればいいのか。解決策がひとつだけあった。 

 昨年12月24日の森漫談にあったのである。 「無観客となるのか、どれだけのお客さんが入るのか、無制限で行けるのかは天との勝負。神様がどれだけ味方していただけるかだ」(日刊スポーツ12月24日)

  では「政界地獄耳」師匠にツッコんでもらおう。

 《当時から今まで森が頼るものは神様だということに変わりはないことだ。国民の批判は神頼みではなく合理的で科学的な政策判断だ。》(1月16日) 

 森喜朗先生は漫談家ではなく漫才コンビだったのかもしれない。相方は国民。以上、今週の新聞読み比べの発見でした。




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菅首相「不要不急の外出控えて」>五輪開催継続は“心配ない”

2021年07月27日 20時15分46秒 | 政治のこと
これでは、東京の人は誰も聞かない笑

菅首相「不要不急の外出控えて」五輪開催継続は“心配ない”


東京都で過去最多の新型コロナウイルスの感染者が確認される中、菅総理大臣は、強い警戒感をもって、感染防止にあたっていくとして、国民に対し不要不急の外出を控えるよう呼びかけました。東京オリンピックの開催を続けることについて、人の流れは減っており、心配はないという認識を示しました。

東京都内で27日、過去最多となる2848人の新型コロナウイルスの感染が確認される中、菅総理大臣は、総理大臣官邸で、西村経済再生担当大臣ら関係閣僚とおよそ1時間半、対応を協議しました。

このあと菅総理大臣は記者団に対し「東京都によれば、感染者のうち65歳以上の高齢者の割合は2%台で、30代以下がおよそ7割を占めているとのことだ。40代、50代の入院が増えており、デルタ株の割合も急速に増加している。まずは4連休の人流も含めて分析をしていくことにした」と述べました。

そのうえで「各自治体と連携しながら、強い警戒感を持って、感染防止にあたっていく。重症化リスクを7割減らす新たな治療薬を政府で確保しているので、徹底して使用していくことも確認した」と述べました。

そして「改めて国民の皆さんには、不要不急の外出は避けていただき、オリンピック・パラリンピックは、テレビなどで観戦をしてほしい」と呼びかけました。

一方、記者団が「感染者が増える中で、東京オリンピックを開催し続けても大丈夫なのか」と質問したのに対し「車の制限やテレワークのほか、皆さんのおかげで人流は減少しているので、そうした心配はないと思う」と述べました。

さらに「中止の選択肢はないのか」と問われたのに対し「人流も減っているし、そこはない」と述べました。

また、北海道が、まん延防止等重点措置の適用を改めて政府に要請したことについて、菅総理大臣は「まず、酒類の提供停止など、やるべきことをしっかりやってほしい」と述べました。

NHK 2021年7月27日 19時27分 


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【菅首相】五輪「中止の選択肢ない」 東京のコロナ感染、最多の2848人も

2021年07月27日 19時04分51秒 | 社会のことなど
【菅首相】五輪「中止の選択肢ない」 東京のコロナ感染、最多の2848人も

菅義偉首相は27夕、東京都の新型コロナウイルス感染者が過去最多の2848人となったことに絡み、東京五輪をこのまま続けるかについて「人流は減っている。そこ(中止)はありません」と述べた。


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海外旅行正常化に期待 ワクチン証明、「影響限定的」の声も 民間企業

2021年07月27日 19時00分02秒 | 感染症のこと 新型コロナウイルス
海外旅行正常化に期待 ワクチン証明、「影響限定的」の声も 民間企業

 海外渡航の際に新型コロナウイルスワクチンの接種歴を証明する「ワクチンパスポート」の申請受け付けが始まったことを受け、民間企業からは「安心安全な旅行の実現につながる」(日本航空)と期待する声が聞かれた。

 【写真】交付された「ワクチンパスポート」を手にする人  ただ、現状で利用可能国は7カ国にとどまり、「影響は限定的」(東芝)といった冷静な声も目立つ。 

 コロナの感染拡大以降、国際便の減便で苦境に立たされる航空業界。ワクチンパスポートの具体的な手続きが始まったことにANAホールディングスは「大歓迎」と喜ぶ。ある空港関係者は「ずっと『鎖国』しているわけにもいかない。安全な往来のきっかけになる」と、海外旅行の正常化に期待を寄せる。 

 一方、テレワークの浸透もあり、海外出張を原則禁止している企業は多い。このため、大半の企業は「パスポートによってその原則が緩められることはない」(大手自動車)と現状維持を続ける構え。NECも原則禁止だが、「どうしても必要な場合も出てくる」として、海外赴任や出張が今後必要になりそうな社員らにワクチン接種とパスポート取得を促している。

  もっとも、パスポートの利用が可能な国はイタリアやトルコなど7カ国のみで、当面は大きな効果は期待できそうにない。別の大手自動車から「企業にとって重要な国が(対象国として)増えれば経済活動の点でプラス」との指摘があったほか、「日本入国時の緩和の実施も希望する」(精密機器)など、今後の運用拡大を求める声も多かった。 


政府は21日、当面はイタリア、オーストリア、トルコ、ブルガリア、ポーランドの5か国で、入国時に「ワクチンパスポート」を提示することにより、隔離措置の免除や緩和が受けられるほか、韓国では隔離措置の免除に必要な複数の書類の一つとして認められると発表しました。
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【速報】菅義偉「東京五輪で感染拡大との懸念あたらない

2021年07月27日 18時17分08秒 | 社会のことなど
【速報】菅義偉「東京五輪で感染拡大との懸念あたらない


 菅総理は、26日に発売された月刊誌のインタビューで、新型コロナワクチンの接種が順調に進んでいるとして、東京オリンピックの成功に改めて自信をのぞかせました。

 菅総理は月刊誌「Hanada」のインタビューの中で、オリンピック開催について、「専門家の意見や客観的な数値を見て、国民の命と健康を守りながら開催することは可能だと判断した。この判断には自信があった」と述べました。

 オリンピック開催によって、新型コロナの感染が拡大するとの批判があることについては、「ワクチン接種者数が極めて順調に増えているため、その懸念はあたらないと思う」と述べました。また、ワクチンが不足しているとの指摘に対しては、「きちんと確保しているので、心配には及ばない」と反論し、引き続きワクチン接種を迅速に進めていくと説明しました。

  さらに衆議院の解散・総選挙の見通しについては、「コロナを収束させ、経済活動を再開させていく中で、自ずと決まってくるだろう」とし、選挙での勝敗ラインを問われると、「言うと大変なことになる。私は欲張りだから・・・とだけ申しておく」と述べました。(27日01:31)


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