itchy1976の日記

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日垣隆『世間のウソ』

2005年11月09日 23時49分06秒 | 書評(新書)
世間のウソ

新潮社

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今回は、日垣隆『世間のウソ』を紹介します。本書は、マスコミのニュースをどう解釈するかがテーマになっています。それぞれのテーマについての事実を検証しています。

私が一番気になっている言葉は、「便利なものには、必ずデメリットがあります。絶対善妄信やリスクゼロから早く目覚めてほしい。」というところです。一般市民もマスコミにだまされないで、自分で判断しなさいということだろうか。頭の片隅でリスクが必ずあることを認識するほうがいい。

確かに、マスコミも社会正義に駆られるのはいいかもしれないが、悪を糾弾することではない。事実を検証することだと思う。また、客観的な報道をすることだと思う。みのもんたが、朝のニュース番組でヒューザーの小嶋社長を大きな声で糾弾したが、キャスターとしては客観性を保ってほしいと思う。被害者が怒るのはまだわかるが、キャスターが怒るのはどうかと思う。客観性が保てないのと同様に、あるひとつの結論に誘導している感じがして良くない。

今のニュース番組は、悪者をたたくこと、もしくはその背景を暴くことで悪者を作り出すことしかやれていないと思う。重要なのは、悪者が出てこないための小手先の対策ではない真の対策だと思う。もしくは、この先につながる対策だと思う。例えば、姉歯氏みたいな人が出てきたときに、事件の背景みたいなことが描かれて、やっぱり悪者だなというストレスのはけ口にしかなっていない気がする。未来をどうするかという観点が抜けている感じがする。それでいいのか、ニュース番組。マスコミ。

民衆が少しずつでもいいから、情報を見る眼を養ってくれたら、マスコミも変わっていくかもしれない。小手先のことでは満足しないことになるだろう。

<参考リンク>
asahi.com ベストセラー快読

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