itchy1976の日記

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白石一文『僕のなかの壊れていない部分』

2005年07月07日 23時01分29秒 | 書評(その他著者)
僕のなかの壊れていない部分

光文社

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今回は、白石一文『僕のなかの壊れていない部分』を紹介します。本書ははっきりいって好みが分かれると思います。理屈っぽい人や哲学が好きな人だとすんなり物語に入れます。主人公は、女性3名と肉体関係がありながら、その一方で人間の生と死についてまじめに考えている。恋愛小説というより、哲学小説なんだろう。

私は、本書を買って損したなあという感じがします。人間の生と死については考えさせるところはあるが、物語の展開としてはぜんぜん面白くない。結局何が言いたいのかが見えてこない。その点で、あまり評価ができない。また、こんなに理屈っぽい主人公を女性たちは好きになるか?という感じもする。その理屈にうんざりしました。



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2 コメント

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初めまして! (ゆきち)
2005-07-13 15:35:59
ブログ村から参りました。ゆきちと申しますm(__)m

白石氏の本は、コレが最初だったのですが、主人公の男に激しい嫌悪感を抱きながら読みましたよ(笑

性別年齢によって抱く感情は様々でしょうね・・。

それでも白石氏の著書には興味がありその後も時々読んでいます。



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Re:初めまして! (itchy1976(当サイト管理人))
2005-07-15 14:26:24
ゆきち様コメントありがとうございます。



私は、白石氏の本は、本書が初めてです。本書に関して言えば、好き嫌いがはっきり出そうですね。私は、嫌いなほうですね。理屈を捏ね回すといいますか、そういうのが嫌です。他の著書に関しても、時間があれば読んでみたいとおもいます。



それでは失礼します。
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