鉄道写真とコンパクトデジタルカメラ・一眼レフデジカメ・ミラーレス一眼の「勝手に鉄道写真館」

主にコンパクトデジカメ(コンデジ)でデジカメ鉄道写真研究家の板井岳太が撮影(一眼も使用)した鉄道写真等を掲載しています。

パナソニックによる三洋電機の買収とコンパクトデジタルカメラの電池

2008年11月15日 15時39分34秒 | カメラ
eneloop

エネループ(eneloop)を使い始めてそろそろ1年になります。アルカリ電池ではカタログに記載の枚数すら撮ることができませんでしたが、エネループでは液晶モニターを付けたままでもかなりの枚数が撮影できるようになり、光学ファインダーを使うことがほとんどなくなりました。また、一応予備の電池を持ち歩いていますが、充電後1,2週間デジカメに入れたままにしてある電池を使用してもそのまま1日は持ちましたので、予備の電池を使うことがありませんでした。

今のところ50回程度しか充電していませんので、まだ劣化してきている兆候は見られません。心配があるとすれば、パナソニック(Panasonic)による三洋電機(SANYO)の買収によって、パナソニックの「エボルタ」に三洋電機(サンヨー)のニッケル水素充電池が統合されてしまって、「エネループ充電池」が無くなってしまう事ぐらいでしょうか(エネループ充電器が使えなくなり、充電器を買い換えなければならない)。逆に、パナソニックが新しいニッケル水素充電池を同封した乾電池デジカメを発売するのであれば歓迎します。特に「新デジタル一眼カメラ」や「光学18倍ズーム機」や「マニュアルコンパクト機」がそのようになることを願っています。しかし、パナソニックは三洋電機の太陽電池とリチウムイオン電池に関する技術が欲しかったようで、ニッケル水素充電池については興味が無いようです。現状のパナソニックのニッケル水素充電池に関する技術でも充電可能回数は三洋電機に勝っています(自然放電の少なさでは劣っている)。そのため、パナソニックのデジカメの乾電池化は全く期待できません。

各社の2008年夏秋のコンパクトデジカメ新製品を見ていると、広角28mm以下(35mm換算)からの光学18倍以上のズーム機は全て乾電池式となっていましたが、広角28mm以下のコンパクト機の乾電池式は皆無でした。また、キヤノン(Cannon)パワーショット(PowerShot)でコンバージョンレンズ対応乾電池式マニュアルコンパクト機の後継機種がマニュアル機能廃止・コンバージョンレンズ非対応となり、単なる低価格機になってしまいました。乾電池デジカメの未来は暗いです。

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