鉄道写真とコンパクトデジタルカメラ・一眼レフデジカメ・ミラーレス一眼の「勝手に鉄道写真館」

主にコンパクトデジカメ(コンデジ)でデジカメ鉄道写真研究家の板井岳太が撮影(一眼も使用)した鉄道写真等を掲載しています。

中之島線開業前の京阪「普通」

2009年05月17日 22時46分29秒 | 京阪
京阪2200系
撮影日:2008/01/27
撮影場所:京阪本線 牧野-樟葉 ※撮影ポイントを地図で表示

この写真を撮影したのは中之島線開業の年ですが、この時点では新シンボルマークや新カラーデザインは発表されていません。

昼間ダイヤが15分パターンのときの「普通」は淀屋橋-出町柳間と淀屋橋-萱島間がそれぞれ15分間隔で運転されていました。その後、昼間ダイヤが10分パターンになったときに、昼間の「普通」は淀屋橋-萱島間のみとなり、萱島-出町柳間の各駅停車は「準急」のみになっていました。さらにその後のダイヤ改正後(中之島線の開業まで)は、昼間の「準急」がなくなり「普通」が復活しました。

この2200系は、昼間ダイヤの15分パターン時にはほとんどが8両編成でしたが、10分パターンになってからは全て7両編成になりました。


京阪2400系
撮影日:2008/01/27
撮影場所:京阪本線 牧野-樟葉 ※撮影ポイントを地図で表示

2400系は、旧カラーデザインの最終形態では6000系以降の系列と同様に正面に「K」をモチーフにしたマークが取り付けられています。内装も6000系に準じたものに更新されています。

中之島線開業直前の昼間ダイヤでは、京都方面と守口市-野江間が異常に時間がかかる状況になっていました。例えば、出町柳-守口市間は出町柳-淀屋橋間よりも時間がかかります。出町柳から守口市に行く場合、「出町柳-<特急>→枚方市-<普通>→守口市」が最速となり、乗換えは1回だけですが枚方市から守口市まで各駅停車になりますのでその分の時間がかかります。


京阪5000系
撮影日:2008/01/27
撮影場所:京阪本線 樟葉-牧野 ※撮影ポイントを地図で表示

5000系も旧カラーデザインの最終形態では、正面に「K」をモチーフにしたマークが取り付けられています。内装は7200系に準じたものに更新されています。

中之島線開業直前の昼間ダイヤで最も長い区間で「普通」が最速となるのは、伏見桃山-野江間です。野江から出町柳行き「普通」に乗ると、森小路付近で「特急」に抜かれますが、もちろんこの「特急」には乗ることができません。次に守口市で「急行」と連絡しますが、この「急行」は枚方市止まりでこれに乗っても、枚方市でこの「普通」に乗ることになります。次に萱島付近で再び「特急」に抜かれますが、先の「急行」も香里園でこの「特急」に抜かれますので、この「特急」に乗ることはできません。この先枚方市でやっと「特急」と連絡しますが、この「特急」は丹波橋までは「普通」に追いつきませんので、結局は伏見桃山には「普通」が先着になってしまいます。

丹波橋・中書島が特急停車駅になる前の昼間15分パターンのダイヤでは、香里園の「急行」と「普通」の接続より京都方面での接続や追い抜きがありませんでした。その後、丹波橋・中書島が特急停車駅になってからは、深草で「特急」と「急行」に追い抜かれるようになりましたが、枚方市で「特急」に追い抜かれるのと香里園で「急行」と接続するのは変わりませんでしたので、枚方市-香里園間の所要時間が長くなっていました。

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