散日拾遺

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マフムード・アッバスこと、パレスチナ自治政府議長

2015-01-20 08:36:09 | 日記

2015年1月20日(火)

 パレスチナ自治政府、マフムード・アッバス議長。

 フランスでの連続テロに抗議する「パリ大行進」に参加した。

 「誰に関することであろうと、テロには反対する。」

 彼がイスラエルのネタニヤフ首相と共に歩いたことに、フランス人は感銘を受けただろうが、彼の同胞の間からは非難の声も上がっている。

 いっぽう、シャルリー・エブドが預言者の風刺画を再度掲載したことについて、「さらなる憎悪を生み出す」として遺憾の意を表明。

 「表現の自由があるのは知っているが、ムハンマドもキリストも侮辱すべきではない。」

 100%同感だ。

 

 いっぽうで同氏は、昨夏にパレスチナ自治区ガザで2千人以上を死亡させたイスラエル軍の大規模攻撃や、ヨルダン川西岸への入植活動について、ICC(国際刑事裁判所)で訴追する考えを示している。

 この勇気ある人物の存在することを、頼もしくもありがたくも感じる。満79歳とあるから、1935~6年の生まれか。山ほど考えさせられる。

 

 上記のインタビューが行われたパレスチナ自治政府の官邸は、ヨルダン川西岸ベツレヘムにあるのだ。ナザレのイエスが馬小屋で誕生した、あのベツレヘムである。


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