散日拾遺

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月曜日の明け方 ~ 夜烏はなんで鳴くのか?

2015-06-04 07:20:06 | 日記

2015年6月1日(月)

 

 Fさん父娘と出会って、何やらホッとした。愁眉を開くとまではいかないが、何とかなりそうに思える。

 碁打ちじゃあるまいし、碁そのもののことで悩むわけはないのだが、解決のヒントがその方角から来た。鏡のようなものである。

 

 で、昨夜は久々にぐっすり良眠・・・のはずが、どうしたことか夜中にパッチリ目が覚めた。午前2時、草木も眠る丑三つ時であるのに、例になくきっぱり目覚めてとても布団の中におさまっていられない。

 しょうことなく起きだして、片づけものをしたり手紙を書いたりする。内外すべて寝静まり、邪魔するものが何もない。なるほど、この時間帯に仕事をする人の気持ちが分からないではないが、やはりどうも落ち着かない。日中にツケが回ってくるのが目に見えているし。

 

 夜陰の中から、ときどきカラスのカァーが聞こえてくる。何をしているの?フクロウでもない限り鳥は夜目のきかないもので、夜はすることがないだろうに。

 それにまた、カラスはそんじょそこらに巣をかけないという大原則があったはずだ。東京の場合、確認された営巣地は三か所だけ、① 海沿いの夢の島周辺 ② 目黒の自然教育園 ③ 豊島区(具体的にどこだったか忘れた)ということで、たとえば銀座のカラスは夢の島から毎日マメに出勤してくるのだと本で読んだ。(唐沢孝一『カラスはどれほど賢いか―都市鳥の適応戦略』 (中公新書)1988/5)

 今どきはもっと拡散してるのかな、何しろカァーの仔細がよくわからず、闇に向かって大声で問うてみたい気さえする。ダメだよ、そんなことすると、闇に呑みこまれちゃうぞ・・・

 

 3時15分、新聞受けに新聞が入った。

 4時ちょうど、空がほんのり明るんでくる。

 4時15分、ようやくあくびが出たので、いったん休むことにする。

 この頭、どうしちゃったのかな。

 

 暁烏(あけがらす)勝ちて帰れと子らに鳴く  (昌蛙)

 


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