京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

お餅屋の茶茶茶

2012-09-22 | インポート

 知っているかい?

 明日、9月23日は、任天堂の創立記念日らしいぜ。

 

 任天堂といえば、泣く子も黙る、世界的玩具メーカーだ。

 多分、任天堂のゲームをあげれば、本当に、泣く子は黙るぜ。

 ってか、玩具メーカーって、アナログな表現だな。

 電子玩具メーカー?

 いや、そのへん、どうでも良いか。

 

 知っている人も多いだろうけれど、任天堂の発祥は、京都だ。

 今だって、本社が京都だ。

 今、任天堂の本社を調べると、京都市南区何たら、って出てくる。

 南区何たらは、京都駅より南、観光客がついでに行くような、便利なところにはない。

 ところが、そこはあくまで、今の本社。

 任天堂発祥の地は京都市下京区何たらにある。

 下京区何たらは、東本願寺やら三十三間堂から、そう遠くない。

 観光客が、ちょっと立ち寄るのに、不便な場所ではない。

 なかなかモダンな建物で、へえ、って、感心する。

 鴨川に架かる正面橋という橋から、少し西へ行ったところにある。

 任天堂にお世話になっている人は、一度お参りするが良い。

 そしてひれ伏すが良い。

 もちろん、冗談だ。 

 

 ある一定の年代より上の人間は、任天堂というと、まずトランプか花札を思い浮かべる。

 それより少し下だと、ゲームウォッチを思い浮かべる。

 ファミコンの衝撃は、もう少しあとだ。

 今や3DSだ。

 多分、日本人で任天堂の名を知らぬものはいない。

 偉いものだ。

 別に、任天堂の回し者では、ない。

 ただ、京都で生まれたのだと思うと、少し誇らしいのである。

 自分は京都生まれではないのだけれど。

”あいらんど””